ホテル管理システム(PMS)のまとめ・比較
ホテル管理システム(PMS)とは?
ホテル管理システム(PMS)とは、Property Management Systemの略語。ホテルや旅館などの宿泊施設の管理システムのことで、一般的には宿泊部門の管理システムを指す。宿泊予約や販売価格、残室数、料金清算といった客室に関する情報を一元管理できる仕組みが主な特徴。他にも、顧客管理や戦略構築のデータ分析、宿泊者ごとの予約経路やメッセージ(申し送り・注意事項)などを入力する機能があるため、集積されたデータを生かすことでスムーズな顧客対応や営業戦略に役立てることができる。
現在、シティホテルやビジネスホテル、大型リゾートホテルなどでは、ほぼ取り入れられており、多くのメーカーで開発されているシステムだ。近年では、外部の宿泊予約管理システムとPMSを連携させることにより、旅行会社やオンライントラベルエージェント(OTA)など、外部から入る予約を残室数に合わせて自動的に取り込むことができる。国内ホテルでは、「NEHOPS」というシステム、海外や外資系ホテルでは「OPERA」というシステムが最も主流。他にもメーカーから出ている製品があるので、それぞれの特徴を下記で説明していく。
ホテル管理システム(PMS)を比較
ホテル管理システムを取り扱う企業14社を検証。
aipass for hotels(アイパスフォーホテルズ)
aipass for hotelsは、接客・運用・集客をまとめてDXできるホテル向けオールインワンシステムです。27種類の機能から課題に合わせて最適なシステムをカスタマイズできます。
ゲスト向けアプリケーションは、初期費用・月額費用ともに無料で開始できます。ゲストのスマホを使い、チェックイン、館内情報や観光スポットの案内、チェックアウトまでを一貫してサポートします。予約時の確認メールにURLを記載するだけで事前チェックインも可能です。
(2023年9月14日時点の情報)
陣屋コネクト(ジンヤコネクト)
大規模ホテルから小規模旅館まで対応する旅館・ホテルシステムで、世界最高峰のCRMツールであるSalesforceプラットフォームを利用しています。リピーター獲得と収益力向上が期待でき、単なる業務効率化を超えた攻めの経営を行うことが可能です。
予約エンジンと旅館・ホテルシステムがセットで無料から使えます。お客様のスマートフォンを用いたセルフチェックインや注文などが行える「モバイルコンシェルジュ」による少人数での運営にも対応。自社で旅館を運営することで得た知見を活かし、日々新たな機能を開発しています。
導入にあたっては専任の担当者が課題のヒアリングから初期設定、導入後の活用まで徹底的にサポートします。
(2023年7月19日時点の情報)
HOTEL SMART(ホテルスマート)
ホテルチェーンから小規模宿泊施設まで、無人ホテルなど規模や運営形態に関わらずご利用可能な最新のクラウド型ホテルシステム(PMS)です。
単なる業務システムではなく、売上向上を目指すために設計されたPMSです。
また、「いいシステムも使いこなせなくては意味がない」という思想のもと設計された、誰にでも使いやすい先進的なデザイン性が特徴です。
宿泊予約の管理や売上・売掛管理はといったオプション販売によるアップセルの実現やリピート顧客獲得機能といった売上アップを目指せる機能も多数搭載。
また、オプションのスマートチェックイン機能によるチェックイン業務の非対面化・デジタル化も可能です。
(2021年12月7日時点の情報)