日本旅行 特徴・概要
日本旅行とは
日本最初の旅行会社で、西日本旅客鉄道(JR西日本)の連結子会社。はじまりは関西で、主要株主がJR西日本だが、1967年12月に本社を大阪から東京へ移している。1905年、東海道本線草津駅で駅弁を販売していた南新助が、伊勢神宮参拝の団体旅行を主催(今でいう企画旅行)したことが発祥だが、1941年に世情悪化に伴い廃業。1949年に株式会社日本旅行会として再設立した。そして、1968年に株式会社日本旅行に改称した。
国内旅行の販売が強く、パック旅行の「赤い風船」のブランド名としてパック旅行の販売は創業100年の歴史をもつ。
日本旅行の概要
サイト名 | 日本旅行 |
サイトURL | http://www.nta.co.jp/ |
運営会社 | 株式会社日本旅行 |
設立 | 1998年6月 |
会員数・会費 | 会員数非公開/会費無料 |
契約施設数 | 5,000軒 |
対応言語 | 非公開(インバウンド向けサイト) |
※上記データは、2021年11月調査時点のもの
日本旅行の特徴
現在は、「JR+宿泊」「国内旅行(ツアー)」「旅館・ホテル(宿泊)」「高速バス」「レンタカー」「観光クーポン」「海外旅行(ツアー)」「海外航空券」「海外ホテル」「海外航空券+海外ホテル」と幅広いサービスを展開している。2003年には、旅の総合検索・予約サイト「旅ぷらざ」がスタート。また、女子旅に特化したメディアサイト「たびーら」も2012年7月からオープン。ターゲットである30〜40代女性に響くコンテンツ内容となっている。
日本国有鉄道(国鉄)が指定席予約システムのMARS(マルス)を導入した際に、当時まだ小さかった日本旅行が他の旅行会社に先駆けて、積極的にMARSを導入・活用した。そのため国鉄より団体客の予約において優遇され、現在の国内旅行の強さができたというのが旅行業界では通説となっている。
(HOTELIER編集部)