スマートロックのまとめ・比較

スマートロックとは

スマートロックとは、スマートフォンの専用アプリを使用し、カギの開閉を行えるシステムである。国内では2015年頃から多くの製品が出荷開始となり、現在はホテルのチェックインはもちろん、民泊やシェアハウス、オフィス・店舗における従業員の入退室管理など幅広く用いられている。

最近は、Wi-Fi通信型のスマートロックや遠隔解錠可能なBLE通信型の製品にホームゲートウェイ等のオプションが発表・販売され、遠隔管理・無人管理の活用がはじまっている。

実物のカギを持ち歩く必要がない、カギ紛失の心配がない、カギを受け渡しが不要、カギを閉め忘れても自動で閉まるといった面が大きなメリットと言えるが、システムトラブルや電池切れの可能性があるといったリスクもある。

スマートロック導入に伴うコストは必要だが、カギの管理にかかる人件費を削減できることから、宿泊特化型をはじめとするホテルだけでなく、オフィスや貸し会議室など多くのシーンで導入されている。

スマートロックメーカーを比較

スマートロックを提供する企業4社を検証。

Ninja Lock M(ニンジャロックエム)

不動産向けIoT製品「NinjaLock M(スマートロック)」や「NinjaEntrance(スマートエントランス)」、「NinjaLock Keypad(スマートロック用キーパッド)」などのハードウェアを販売する、株式会社ライナフが提供するスマートロック。取り付け工事は不要で、今のドアの鍵の上からそのまま取り付けることが特徴。三菱地所や三井不動産をはじめとする複数の大手不動産デベロッパーと提携し、様々なハイエンドマンションへの導入実績がある。

(2022年2月時点の情報)

Remote Lock(リモートロック)

米LockState社が開発し、日本国内では株式会社構造計画研究所が販売しているたスマートロック。Airbnbのグローバルパートナーに認定され、ゲストの予約と同時に自動発行された暗証番号がEメールで送信されるなどの機能が特徴的だ。そのほか、サイトコントローラーとPMS機能を併せ持つ「AirHost(エアホスト) PMS」や、貸し会議室・レンタルスペース予約サイトの「Instabase(インスタベース)」とも連携している。

(2022年2月時点の情報)

Qrio Lock(キュリオロック)

ソニーグループ傘下のIoTベンチャーであるQrio株式会社が提供するスマートロック。単にスマートフォンでカギを操作するだけではなく、スマートフォンをポケットやバッグに入れたままドアに近づくだけで、自動でロックが解除される「ハンズフリー解錠」や、スマートスピーカー、Apple Watchによる解施錠など、暮らしに役立つ便利な機能が多数装備されている。

(2022年2月時点の情報)

Akerun(アケルン)


IoT関連機器の研究開発を行う株式会社Photosynth(フォトシンス)が開発するスマートロック。貼り付けるだけで設置できる手軽さと、スマートフォンだけでなく、SuicaやnanacoといったICカードでの解錠が可能。また「Akerun入退室管理システム」により指定した時間帯・曜日に合鍵を作成できることも特徴だ。

(2022年2月時点の情報)

(HOTELIER編集部)

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