森トラスト、高山市の重要伝統的建造物群保存地区近くに外資系ホテル誘致。2020年開業予定
森トラスト(本社:東京都港区、社長:伊達 美和子氏)は岐阜県高山市中心部にある重要伝統的建造物群保存地区「古い町並」の近く(同市上一之町)にホテル開発用地を取得し、外資系高級ホテルを誘致し2020年をめどに開業することを明らかにした。
全国でホテルやリゾート施設21施設を展開する同社グループだが、岐阜県内でのホテル開業は初めて。総投資額は数十億円規模の見通しだという。
同社が取得したのはJR高山駅から東に約800メートル離れた土地、約4700平方メートル。重要伝統的建造物群保存地区外だが、市街地景観保存区域内に位置する。取得に合わせて市内の別の場所の温泉権も取得し、温泉を提供する予定だ。ホテルは3階建てで、客室は約90室、1泊の料金は10万円程度となる見込み。英語対応など、外国人受け入れ体制も整える。
昨年1年間に高山市で宿泊した外国人観光客数は、前年比約30%増の36万4471人で過去最多。同社は「世界の観光客をもてなす高品質のサービスを提供したい」と話しているという。
【参照】
高山市に外資系ホテル 「古い町並」近く、20年開業見込み
(HOTELS.Biz 編集部)