「ホテルメトロポリタン仙台イースト」、2017年6月19日開業へ。全282室
JR東日本仙台支社は、JR仙台駅東口に建設中の「ホテルメトロポリタン仙台イースト」(仙台市青葉区)の開業日は2017年6月19日となることを発表した。
同ホテルは地上14階、地下1階建て、客室は282室。5階以上が客室となり、1、2階は商業施設で約20店舗、3階はレストラン、4階は宿泊者専用のラウンジやフィットネスルームが入る予定。駅西口のホテルメトロポリタン仙台に比べて客室は広く、JR東日本グループのホテルとしては初の全室禁煙となる。「FEEL THE TOHOKU」とテーマに、エントランスや客室の内装は桜やアジサイ、紅葉、樹氷など東北で咲く花や自然を基調とした色使いとなっている。
仙台駅東口でホテル開業ラッシュが予定されている。2020年までにおよそ800室が増える計画。
仙台では医学や薬学関連の学会やセミナーが多く、全国展開する企業も東北地区の社内研修などを仙台で開く場合が多い。2日以上の行事では数十人単位の宿泊予約が必要になるが、ホテルの客室稼働率が高い仙台では予約が取れないケースも多いという。
仙台では復興事業に携わる人の宿泊需要で、ホテルの稼働率が高い状況が続いてきた。ただ、復興需要は収束に向かっており、観光客の継続的な取り込みが集客の課題になる。
【参照】
・ホテルメトロポリタン「仙台イースト」来年6月開業 全282室禁煙 内装は東北の自然基調 /宮城
・3社が800室新設、仙台駅東口、ホテル競争、市内の施設不足は緩和へ
(HOTELS.Biz 編集部)