オリックス不動産、旅館・ホテル事業の新ブランドを立ち上げ。4つのブランドカテゴリーで個性豊かな施設を展開

オリックス不動産株式会社は2019年1月31日、新たな旅館・ホテルの運営事業ブランドとして、「ORIX HOTELS & RESORTS」を立ち上げることを発表した。

これにより同社は、運営する国内全23施設のうち、国内13の施設を新ブランドのもとに集約。「温泉旅館」「温泉リゾート」「シティ」「パークサイド」の4つのカテゴリーに区分し、カテゴリーごとに宿泊客のニーズに合わせた最適なサービスや滞在スタイルなどを提案するとともに、施設の特徴や魅力をより分かりやすく発信していく。

同ブランドは、宿泊者のさまざまな要望や、時には宿泊者自身も気づかないニーズに対し、新鮮な提案ができる存在でありたい想いから「また行きたい、と思っていただける場所。」というコンセプトを掲げている。その土地の風土や文化の中で、新しい発想をもって、同ブランドならではのおもてなしの形を創り出していくという。

また温泉や料飲食、コンシェルジュなどでユニークな発想を取り入れ、サービス品質を向上させていくことで、本コンセプトを具現化していく。

オリックスグループの旅館運営事業は、2002年に大分県別府市の「杉乃井ホテル(現:別府 杉乃井ホテル)」の取得を皮切りに、福島県の「御宿 東鳳」や北海道の「ホテル万惣」、神奈川県)の「箱根・芦ノ湖 はなをり」と着実に事業拡大をみせている。

その成功の背景には、グループが有する金融ノウハウを生かした財務体質の改善のほか、絶景を生かした露天風呂や地域の魅力を取り入れたビュッフェスタイルへの改装など、斬新な発想を取り入れた継続的なリニューアルがある。また、同社施設の運営を通じて培った専門性や運営ノウハウを基に、旅館・ホテルの取得または新規開発も行ってきた。

このたびのブランド統一化により同社は、各施設のノウハウやナレッジの共有を促進し、宿泊者サービスの向上を図ることで、13の施設が旅の目的地になることを目指していく。また今後は、既存施設のリニューアルおよび建て替えなどにより、ハード面の強化をするとともに、各施設での過ごし方を「ORIX HOTELS & RESORTS」のこだわりとして提供し、その地域ならではの本質的な魅力を体験できるよう、個性豊かな施設を展開していく。

宿泊施設のブランド再編は同社の他にも、近鉄・都ホテルズが2019年4月より全国のホテルを「都ホテル」「都シティ」「都リゾート」の3つのカテゴリーに分けて改名する。ブランドロゴも一新し、都市型のフルサービス、カジュアルサービス、そしてリゾート型フルサービスと、それぞれのサービスの違いを明確化することで、ブランドの強化を図るという。

インバウンド需要の拡大とともに宿泊施設の競争が激化する中、あらゆるニーズに応えるためのサービスやブランド力強化が、今後の成長の鍵となるだろう。

■「ORIX HOTELS & RESORTS」公式サイトはこちら

【参照記事】
【オリックス不動産】旅館・ホテル運営事業の新たなブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」誕生
【参照サイト】
ORIX HOTELS & RESORTS誕生のお知らせ
~都ホテルズ&リゾーツの新ブランド「都シティ」第一号ホテル~「都シティ 東京高輪」が2019年2月11日に開業します

(HOTELIER編集部)


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