ワシントンホテル、全室シングルの「R&Bホテル京都四条河原町」を3月開業予定。京都市ではブランド2店舗目
ワシントンホテル株式会社は、京都市下京区にて2019年3月26日(火)に「R&Bホテル京都四条河原町」を新規開業予定であることを発表した。それに伴い、1月7日(月)より公式サイトで予約受付を開始する。京都での「R&Bホテル」ブランドの開業は、京都市南区にある「R&Bホテル京都駅八条口」(223室)に続き、2店舗目となる。
同ホテルは、阪急電車京都線「河原町」駅より徒歩約3分、京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約5分の河原町仏光寺交差点付近に所在。近隣の四条河原町地区は京都市を代表する商業エリアであり、国内の旅行需要はだけでなく、インバウンド(訪日外国人)の宿泊需要も高いエリアだ。
鉄骨造地上10階建て・163室の客室は、全て広さ9.5平米のシングルルーム。快適性・利便性を高めるため、「PayPay」「WeChatPay」「Alipay」などスマホを使ったQRコード決済サービスや、交通系ICカードを使った施解錠の導入のほか、無人大型荷物一時保管装置「バゲッジポート」、浴室に湯温設定が可能な「サーモスタット式混合水栓」、全客室に加湿器等を設置予定。ビジネス利用にも適した設備を充実させている。また朝食は、ホテルで毎朝焼き上げる焼き立てパンのほか、味付けゆで玉子を無料で提供する。
同ホテルのオープンによりR&Bホテルブランドは、2018年5月に開業した「R&Bホテル博多駅前第2」に続き全国22店舗目。今後も都市圏の好立地に積極的にホテル展開をしていく予定だ。
京都市の「平成29年 京都観光総合調査」によると、京都市の年間宿泊客数は、前年と比べ142万人(+10.0%)増加し、過去最高となる1,557万人にも上った。この要因には、宿泊需要が継続していること加え、平成28年10月に策定した、宿泊施設拡充・誘致方針に基づく宿泊施設の増加などが寄与しているとみられる。また外国人宿泊客数も3年連続で300万人を突破していることから、今後も宿泊需要は伸びていくと考えられる。
ホテルの開業ラッシュが加速しているものの、まだまだ宿泊施設が足りないと言われている京都。今後もどのようなホテルが開業していくのか、引き続き注目していきたい。
■「R&Bホテル京都四条河原町」公式サイトはこちら
【参照記事】
京都市に2店舗目となるR&Bホテルが誕生「R&Bホテル京都四条河原町」2019年3月26日(火)開業予定
【参照サイト】
京都観光総合調査
(HOTELIER編集部)