大阪でホテル開業ラッシュ。JR西日本、梅田に客室数約400のホテル2018年春開業予定
大阪市北区のJR西日本の本社の近くに、客室数約400のホテルが建つことになったと朝日新聞が報じた。
JR西日本(本社:大阪市北区、代表取締役社長:来島達夫氏)が、約400室のホテル建設を発表した。地上8階建てで延床面積約1万4千平方メートル、レストランも入る中規模ホテルとなる予定。ゆったりとした客室をアピールする宿泊特化型ホテルになるということだが、名称や価格などの詳細は未定だ。
新ホテルは、2015年9月までJR西日本が「大阪弥生開館」を運営していた場所に建設される。JR大阪駅や私鉄梅田駅からも徒歩圏内で、利便性が高い場所であり当時も宿泊施設が入っていた。近くには大阪新阪急ホテルやインターコンチネンタル大阪など大型ホテルが複数軒を連ね、19年冬には家電量販のヨドバシカメラが大阪市内最大規模となる約1千室のホテルを開業する予定の宿泊施設密集地である。
JR西日本の来島達夫社長は記者会見で「ビジネス、観光、訪日外国人客と宿泊ニーズは相当高い」と勝ち残りに自信を見せたが、競争が激化することは必至だ。
(HOTELS.Biz 編集部)