森トラスト、沖縄県恩納村「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」の運営権取得
森トラスト(本社:東京都港区、社長:伊達美和子氏)は、沖縄県恩納村冨着にある「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」(以下「シェラトン沖縄」)の土地の過半、建物、運営権を16年12月28日付で取得したと発表した。
運営権については、イシン・ホテルズ・グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長兼最高経営責任者:マイケル・ニギッチ氏)傘下にあった「サンマリーナ・オペレーションズ」を子会社化している。森トラストによる沖縄県内でのホテル運営は初。取得費用は非公表。
取得した土地は計約8万2775平方メートル、建物は約200室の既存ホテル棟と昨年12月に完成した約46室の新ホテル棟。1月中には屋内プールやスパを備えたウェルネスセンター、3月にはオーシャンビューのチャペルを敷地内にオープンさせる予定。全ての建物を合わせた延床面積は約2万9242平方メートルとなるほか、敷地内にある国道を挟んだ東西2区画についても具体的な開発計画を練っていくという。
「シェラトン沖縄」は昨年6月、「サンマリーナホテル」を運営するイシン・ホテルズ・グループが「シェラトン」と運営する米国スターウッドホテル&リゾートとフランチャイズ契約を結んだことに伴い、ホテル名を「サンマリーナホテル」から改めていた。
現在沖縄県内で2軒のホテル建設を進めている森トラスト。19年には、昨年1月に取得した宮古島市伊良部島の土地7338平方メートルに世界レベルのラグジュアリーホテル、20年ごろには15年12月に取得した本部町瀬底島の土地33万5131平方メートルに滞在型リゾートホテルをオープンさせる予定。どちらもホテルのブランド名や運営方式は検討中だという。
【参照】
・サンマリーナホテルの運営権取得 森トラスト、土地過半と建物も
・森トラストが沖縄のリゾートホテル買収 新開発も検討
(HOTELS.Biz 編集部)