レジデンストーキョー、ダイバーシティホテルの先駆けとなる「CEN(セン) DIVERSITY HOTEL & CAFÉ」を2019年夏に開業
自由なワーク・ライフスタイルの実現を追求する株式会社レジデンストーキョは、人種や国籍、宗教、セクシュアリティにとらわれず、全ての人にとって居心地の良い場所を目指し、2019年夏、新宿区百人町にダイバーシティホテル「CEN DIVERSITY HOTEL & CAFÉ(セン ダイバーシティ ホテル&カフェ)」をオープンすることがわかった。
同社は、全国約7,500室のマンスリーマンション事業者との提携による紹介ネットワーク(Best Room for You (BR4U))を構築しているほか、運営のノウハウを活かし、滞在型宿泊マーケットにフォーカスした物件の開発も積極的に行っている企業だ。既に自社で運営する物件は都内に約600室、マンスリーマンションとしては都内トップクラスのシェアがある。
また、家具家電付・無制限 Wi-Fi 完備のほか、マルチリンガルスタッフが本部に常駐するなど、外国人の入居者を積極的に受け入れている。その結果、株式会社リアルエステートジャパンによる「外国人が選ぶ不動産企業 賃貸部門 (2016年12月版)」ではNo.1に選出されている。他にも、2019年2月からは、サブスクリプション住宅事業にも本格参入。ホテル事業も2017年9月より、短期の出張や旅行の際に便利でリーズナブルに利用できるバジェット型ホテル「UNO 上野」を運営しているなど、多岐にわたり事業を展開している。
このたびオープンする「CEN DIVERSITY HOTEL & CAFÉ」は、JR山手線「新大久保」駅徒歩5分、西武新宿線「西武新宿」駅徒歩3分に位置する。百人町という地名にちなみ、“百人百様の生き方を尊重し、人種や国籍、宗教、性別にとらわれず、全ての人に寄り添う”をコンセプトとする日本初(同社調べ、2019年3月時点)のダイバーシティホテルだ。
ホテルコンセプトメイクにLGBT当事者のデザイナーを起用したほか、国籍を問わない外国人スタッフの採用や、LGBTの就職支援・マッチングを手掛ける「Job Rainbow」を活用したLGBT当事者のスタッフ採用、さらにバックオフィスを含むすべてのスタッフを対象に、LGBT研修を実施している。マイノリティの方に対するサービス提供を行うだけでなく、社会の多様性を受け入れ、その生態系の中で全ての人に寄り添う運営を行い、全ての人が自分らしく過ごせるホテルを目指していくという。
施設内には、44室のプライベートルームのほか、街の喧騒とは遮断されたオープンテラス付きのカフェを完備。宿泊料金は1泊12,000円前後を予定している。
今後同社は、LGBTにフレンドリーなホテルの取り組みとして、4月28日(日)、29日(月・祝)に実施予定の、性的マイノリティが差別や偏見なく暮らせる社会を目指すイベント「東京レインボープライド 2019」への参加も決定している。さらに、IGLTA(International Gay & Lesbian Travel Association、国際ゲイ&レズビアン旅行協会)への加盟準備も進めているという。
年々インバウンド需要が高まることで、宿泊のあり方はもちろん、マイノリティを含め多様化が進んでいる日本。そんな中、同ホテルのようなLGBTにフォーカスした宿泊施設は国内ではとても珍しく、海外からの旅行者からも多くの支持が得られるだろう。多様性を重視したダイバーシティホテルが今後、国内にどれほど増えていくか注目していきたい。
■「CEN DIVERSITY HOTEL & CAFÉ」公式サイトはこちら
【参照記事】
【NewsRelease】レジデンストーキョー「CEN DIVERSITY HOTEL & CAFÉ」2019年 夏 開業!
【参照サイト】
外国人が選ぶ不動産会社 賃貸部門 (2016年12月版)
(HOTELIER編集部)