共立メンテナンス、初のサービスアパートメント『ドーミーレジデンス市ヶ谷』を4月1日に開業
ビジネスホテル 【ドーミーイン】や、全国に学生寮・社員寮【ドーミー】を運営する株式会社共立メンテナンスは、2019年4月1日(月)に同社初となるサービスアパートメント『ドーミーレジデンス市ヶ谷』を開業することを発表した。
AI・ビッグデータなどの技術革新が目まぐるしく加速する中で、ITを中心とした高度人材を求める声が高まり、都心のビジネスパーソンの短期~中期滞在需要が増加。さらに、観光庁は「2020年に訪日外国人旅行者を 4,000万人へ」と掲げるなど、旅行客によるホテル需要も増加傾向にあることから、同社は新たなビジネスパーソンの滞在先として、家具・家電・キッチンなどを備えた短期~中期滞在向けのサービスアパートメントとして『ドーミーレジデンス市ヶ谷』のオープンに至ったという。
建物は、千代田区九段北に位置する地上12階建て・全78室。最寄り駅となる「市ヶ谷駅」は、新宿駅まで約5分、東京駅まで約15分とアクセスが良く、毎日の通勤も不自由ない利便性に優れた立地といえる。また、近くには皇居や靖国神社があるなど、都心でありながら豊かな自然を享受できる閑静なエリアで、休日はショッピングやランニングも楽しむことができる。
居室は、落ち着いた「ダークカラー」とさわやかな「ライトカラー」の2種類を用意。入居時の負担を軽減するため家具・家電を完備するほか、入居者は、高層階に完備した仕事もできるラウンジと天候を気にせず汗を流せるトレーニングジムを利用できる。
また、日々のビジネスパーソンのパフォーマンス向上をバックアップするため、こだわりの朝食やコンシェルジュサービスも用意。日替わりのフルバイキングの朝食では、寮事業で培ったノウハウを基に、管理栄養士が考案する栄養バランスのとれた多彩なメニューを提供し、多忙な入居者を健康面からサポート。さらに良質な睡眠を提供できるよう、世界の高級ホテルで採用される「サータ」社製マットレスと、一般販売が決定した『ドーミーイン』オリジナル枕を採用している。
なお、入居にあたる料金は、法人マンスリー契約の場合は初期費用不要/月額35万円、法人長期契約の場合は初期費用60万円・室料28万5,000円・管理費3万円、個人マンスリー契約の場合は、保証金3ヶ月未満10万円・3ヶ月以上室料1ヶ月分・月額35万円だ。
39年続く寮事業、26年続くホテル事業で培ったノウハウを基に同社は、ビジネスパーソンに安心と安らぎ、そして明日への活力をもたらすサービスアパートメントを目指していくという。
近年は、スペースデザインの住宅宿泊事業法(民泊新法)を活用した賃貸と民泊のハイブリット施設「ビュロー高輪(BUREAU TAKANAWA)」のオープンや、近鉄不動産株式会社が初のサービスアパートメント事業として名古屋市中区に「ローレルタワー名古屋栄(仮称)」を建設中など、ホテルと共にサービスアパートメントの新規オープンも各都市で増加している。
インバウンド需要の高まりとともに競争が激化する宿泊業界でも、外国人観光客だけでなく、国内外のビジネスユーザーをメインに取り込むなど、多様化する利用者のニーズに合わせた施設の開発が、今後の成長の鍵となるだろう。
■「ドーミーレジデンス市ヶ谷」の公式サイトはこちら
【参照記事】
初のサービスアパートメント 「ドーミーレジデンス市ヶ谷」を 2019 年 4 月 1 日(月)オープン
(HOTELIER編集部)