アパホテル、静岡市内に初進出。「アパホテル〈静岡駅北〉」が2019年3月11日に開業

全国最大のホテルネットワークを展開するアパグループは2018年12月26日、静岡県静岡市内にある「ホテルエックシズオカ」の取得契約を締結したことを発表した。これによりアパホテルは静岡市内初進出となる。

同社はアパホテルネットワークとして、建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む全国最大の492ホテル81,412を展開しており、年間宿泊数は約1,584万名(2018年11月期末実績)に上る。

このたび取得した「ホテルエックシズオカ」は、JR東海道新幹線「静岡駅」より徒歩5分の静岡市葵区昭和町に位置し、鉄筋コンクリート造陸屋根5階建で88室の客室数を誇る。周辺には飲食店や百貨店が立ち並ぶ繁華街があり、ビジネスはもちろん、レジャーにも適した好立地だ。

今後はアパホテルの「新都市型ホテル」仕様になるよう、全客室に50型以上の大型液晶テレビ、通信速度とセキュリティの面で優れたWi-Fi無料接続、BBCワールドニュース無料放映、VODの導入、ベッド寝具をデュベ仕様(高級羽毛布団)に変更するなど全面リニューアルを図り、「アパホテル〈静岡駅北〉」として生まれ変わる。開業は2019年3月11日を予定し、運営はアパホテル株式会社が行う。

静岡県内では現在、「アパホテル〈浜松駅南〉」(177室・浜松市)、「アパホテル〈富士中央〉」(163室・富士市)の全2棟・340室のアパホテルが営業中。このたびの「アパホテル〈静岡駅北〉」の出店により、静岡県内のアパホテルは全3棟・428室となる。

観光庁の都道府県別外国人延べ宿泊者数(平成29年1月~12月(確定値))によると、静岡県は約150万人泊と前年比を-4.4%下回る数字となった。これは全国でも少ないケースである。しかし静岡市内においては、今年11月に東横インが「東横イン静岡駅南口」を開業。さらに2020年春には新日邦の「ホテルオーレイン静岡」、2020年秋にあいネットグループの「ホテルプリヴェ静岡ステーション」の跡地に新ホテル開業など、積極的なホテル建設が進んでいる。

平成29年度末の段階で、旅館営業施設数2,624施設と日本一の数を誇る静岡県。世界遺産の富士山をはじめ豊富な観光資源がある同県は今後も、国内外から多くの観光客が訪れることが見込める。同社が今回初めて静岡市内に進出したことを機に、これからも様々なニーズに合わせた宿泊施設を作り、静岡の魅力を世界に広めていくことを期待したい。

【参照記事】
静岡市内にアパホテル初進出 アパホテル〈静岡駅北〉として2019年3月11日オープン
【参照サイト】
旅館の数日本一
静岡県海外からの観光客受入施設調査

(HOTELIER編集部)


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