三井不動産、ディスティネーション型ホテルを銀座に開業。京都に続く第2号店
三井不動産株式会社と株式会社三井不動産ホテルマネジメントが10月5日に「ホテル ザ セレスティン銀座」を開業する。
同ホテルは、滞在そのものが旅の目的となる「デスティネーション型ホテル」を目指した新ブランドの第2号。9月7日に京都で「ホテル ザ セレスティン京都祇園」が開業している。
「ホテル ザ セレスティン京都祇園」は、祇園・清水寺・鴨川等にほど近い、京都東山エリア・八坂通に面した情緒溢れる閑静なエリアに立地。ロビー階と客室階5層の計6フロアで、ロビー階にはスパ(大浴場)とレストラン。着物を着たスタッフが出迎えるエントランス階には夜はバーとなるゲスト専用ラウンジがあり、どこからでも自然を感じられる庭園を臨むことができる。
レストランは、株式会社圓堂が手掛ける天ぷらの名店「八坂圓堂(やさかえんどう)」が出店。数寄屋造りと現代建築の調和した店内は、祇園花街の舞台をモチーフにしており、「京都の朝」がテーマの朝食や、京懐石をベースにした食事が楽しめる。
ロビーのソファに座ってチェックインを行う「シッティングチェックイン」の採用や、スタッフの氏名とともに手書きのメッセージを添えた「エンゲージカード」を渡し、スタッフ一人ひとりの顔が見える細やかなサービスの提供を目指しているという。
今回開業となる「ホテル ザ セレスティン銀座」は、料飲店舗やブランドショップ、貴金属店等が集まる外堀通り沿い、三方を道路に面した視認性の高いロケーションに立地。館内は1階ロビーおよび客室階12層、14階レストランの計14フロアで構成されている。
総客室は104室。「スーペリアダブル」を中心としており、天井までのフルハイトサッシを採用し空間的な広がりを持たせている。ファブリックは落ち着きと和を感じるアクセントとしてグリーンを基調とし、格別な時間を演出する非日常性と、第2の我が家として心から寛げる安心感を両立したデザインとなっているという。照明や空調、アラームなどのコントロールを行う客室ナイトパネルはタッチ式。日本語、英語、中国語、韓国語に対応している。
レストランは、株式会社サニーテーブルが運営するダイニングレストランCasitaによる「GINZA CASITA」が出店。大人の隠れ家のようなレストランが体感できる。
バスルームは全室にオーバーヘッドシャワーとバスタブを配置。アメニティにはブルガリの最高級シリーズ「オ・パフメ」のシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディミルク、ソープ、基礎化粧品として資生堂の「ルモンドール」が用意されているという。
ホテルで最上位に位置する、「ザ セレスティンホテルズ」ブランドの極上な体験を味わうことができる。
【参照記事】
・三井不動産と三井不動産ホテルマネジメント、新規ホテル「ホテル ザ セレスティン京都祇園」を開業、「デスティネーション型ホテル」を目指す新ホテルブランド「ザ セレスティンホテルズ」の第1号店
・三井不動産グループの新ホテルブランド『ザ セレスティン ホテルズ』第2号 『ホテル ザ セレスティン銀座』 10月5日(木)開業
(HOTELIER 編集部)