JR西日本不動産開発、大阪弥生会館跡地に2018年春ホテル開業。名古屋、岡山でも開発スタート

JR西日本不動産開発(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:近藤 隆士氏)が、大阪弥生会館跡地(大阪市北区)でハイクラス宿泊特化型ホテルが入居する「大阪北NKビル」の建設工事に着手したことが分かった。

大阪弥生会館はJR大阪駅から徒歩4分、グランフロント大阪の東側に隣接する好立地。1972年に旧国鉄の福利厚生施設として開業したホテルだが、老朽化により2015年9月に営業を終了し解体。土地はJR西日本が所有している。

新ホテルは、2018年春開業予定。JR西日本グループが運営する「グランヴィア」、「ヴィアイン」に次ぎ3ブランド目となる新ブランドとして開発されるという。地上8階建て、延床面積約14,000平方メートルで客室約400室、レストラン1店舗を設ける。開発をJR西日本不動産開発が担い、事業主体はジェイアール西日本ホテル開発、設計施工は竹中工務店が行う。

JR西日本不動産開発は、大阪以外にも昨年8月に名古屋市中区、栄エリアの中心部に土地を取得し今年度末に120室のホテルを開業する予定のほか、岡山市北区のJR岡山駅東口再開発事業でも開発事業者となることが確定している。いずれも好立地の開発となり、JR西日本グループの非運輸業分野の拡大に勢いがつきそうだ。

【参照】
・JR西日本不動産開発、大阪弥生会館跡地のホテル建設工事に着手 来春開業
・JR西日本不動産開発/名古屋市・栄に120室のホテル着工
・岡山駅前再開発 事業者にJV決定 JR西不動産開発など3社

(HOTELS.Biz 編集部)


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