銀座の街に新たな彩りを。「THE GATE HOTEL 東京 by HULIC」が12月14日にオープン。

ヒューリックホテルマネジメント株式会社が手がける「THE GATE HOTEL 東京 by HULIC」(ザ・ゲートホテル トウキョウ)がいよいよ2018年12月14日(金)に開業を迎える。

同ホテルは、2012年に開業した浅草の「THE GATE HOTEL 雷門 by HULIC」に続く「ザ・ゲートホテル」ブランドの第二弾であり、ザ・ゲートホテルの旗艦店の位置付けだ。立地は東京メトロ「銀座駅」「日比谷駅」から徒歩1分、数寄屋橋交差点すぐの晴海通り沿いに新設された「HULIC SQUARE TOKYO」内の4階~13階に、全164室の規模で誕生する。

「ザ・ゲートホテル」が掲げているブランドコンセプトは、【大人に本物の価値を提供するホテル】。このコンセプトを実現させるため、

  • 日常から解放され素の自分になれる、個人のためのホテルであること
  • ホテルの外気と街の気配を感じられる、外気を感じるホテルであること
  • 滞在することで地域の扉を開き町とつながる、街の魅力と一体化したホテル
  • 流行に左右されない本物の提案を目指す、知的文化的ホテル

の4つをコミットとして掲げ、コンセプト実現のためのサービススタイルとして街との一体感を大切にした“インティメント(親しみやすい)なホテル”を目指す。

12月7日(金)に行われたレセプションおよび試泊会では、メディア向けのプレゼンテーション・内覧も行われた。1号店の浅草に続き、同ホテルでも取締役総支配人 兼 総料理長を務める安間 昭彦氏は「THE GATE HOTEL 東京は、自分らしくいられる場所、自分自身と街との境界線を越える正に“ゲート”のようなホテルです。宿泊することで、これまで知らなかった東京の魅力や自分の魅力に気付ける、心の扉を開けるようなホテルになりたいと考えております。」と述べた。

ホテル全体で「華と粋」を表現したこだわりのデザイン

同ホテルのデザインコンセプトは「華と粋」。華は“常に新しい文化”を、粋は“変わらない価値観”を表しているという。同ホテルのデザインを手がけたのは、世界48ヶ国に事務所を構える「ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッド」の渡邉 雄大氏と黒川 梨江氏。

スタッフ同士で銀座のイメージを話し合った際、新しい建築物が建ち並ぶ華やかさがある一方、一本路地裏に入れば老舗店が軒を連ね、それらが共存するのが「銀座」の特徴ではないかと定義し、そこから同ホテルのデザインコンセプトができたという。

共用部分・レストラン

4階のエレベーターを降りると、目の前には花吹雪をテーマにした華やかなシャンデリアとアートワークが飾られたロビーラウンジが広がる。このデザインは銀座のキラキラとした光輝く夜景をイメージして作られたという。ロビー横のテラスからは銀座の街が見渡せるのはもちろん、街からホテルを見た時もどのように見えるかを重視して設計されている。

フロントの先に進むと、朝食・ランチ・ディナーで利用できるダイニング「Anchor Tokyo」がある。テーブル席とカウンター席を設けたダイニング内は、天井高7.5mの開放的な空間ながら、敢えてカウンター席の椅子の高さを低めに設置している。これは着物で来店する女性の方を考慮した設計だ。高いデザイン性と利用する人の立場になって考えられた細やかな心配りが魅力である。

またテーブル席の真ん中の天井から吊るされたアートワークも、銀座の煌めきやシャンパンの泡立つ艶やかさを表現しているという。その他、食事や会議等で利用できるプライベートルームも完備している。

13階には、カウンター6席ほどのプライベート空間を楽しめる「鉄板焼 やすま」と、銀座を一望できる宿泊者限定のプレミアムラウンジがある。SNS等で写真映えするようスタンドライトが常設されているのも嬉しい。その他同階には宿泊者限定のフィットネスも完備しており、長期滞在時や出張の合間に軽く汗を流すことも可能だ。

客室

銀座の粋・艶やかさを表現した全6タイプの客室。「Classy(クラッシー)」「Luxe(リュクス)」を主力に、ビジネス利用に特化したコンセプトルーム「Modest(モデスト)」、最上階のスイートルーム「THE GATE(ザ・ゲート)」など、目的や客層に合わせ様々な空間を用意している。各客室に置かれているインテリアにもこだわっており、壁紙やカーテン、照明、カーペットに至るまで、銀座のキラキラとした景観を意識し選定しているという。

銀座をイメージしたゴールドの壁紙と赤のアクセントカラーが特徴的な客室「Essential(エッセンシャル)」は、2名利用で1泊3万円(正規料金)。

コンセプトルーム「Modest(モデスト)」には、スイスのvitra社製の昇降デスクを配置。他にもPhilips社製の調光調色可能なHue、専用高速Wi-Fiなどビジネス利用に特化した設備を整えている。

最上階にあるスイートルーム「THE GATE(ザ・ゲート)」。汐留方面を一望できるプライベートテラスには、ジャクジーがある。その他、寝室ベッドにはシモンズ社の最上級マットレス「Gallery Collection Mattress」を完備するなど、極上の快適さと寛ぎを味わえる。

銀座の中心で味わえる至福のひととき

メディア向けのプレゼンテーション・内覧の後、HOTELIER編集部は試泊のためチェックイン。フロントで宿泊者カードを記入後、客室のカードキーを受け取り入室した。

お部屋は2つのベッドが並ぶ34~36㎡のツインルーム「Classy(クラッシー)」。1人で利用するには、もったいないほどの広さと豪華さだ。

大きな窓からは銀座の華やかな夜景が楽しめる。ゆったりとした窓際のソファには、M’s systemのオリジナルスピーカーが完備され、好きな音楽を聴きながら優雅なひとときを味わえる。室内に設置されたTVにミラーリング機能がついているのも嬉しい。

2つの洗面台にはキラキラと輝くハリウッドミラーが完備。光輝く明るいミラーが、メイクをより楽しませてくれる。またバスソルトやハンドクリームなど、アメニティが充実しているのも嬉しい。

お風呂上がりは、ザ・ゲートホテルのオリジナルナイトウェアに着替えて。肌に優しいガーゼ素材で、着心地は抜群だった!

翌朝は4階「Anchor Tokyo」で朝食をいただいた。浅草で人気の「エッグベネディクト」のほか、素材と味にこだわったバイキングが楽しめる。

スタッフの連携がよりよいサービスの提供に

試泊のチェックアウト後、取締役総支配人 兼 総料理長の安間氏にスタッフの教育についてお尋ねしたところ、フロントや飲食など敢えてスタッフの業務を分けず、様々なポジションを担当するとのこと。これは、お客様目線でホテル全体を見渡すためだ。また全スタッフがインカムを装着することで、どのお客様がどんなことで困っているかなどをリアルタイムで知ることができる。そういったスタッフの連携が、よりよいサービスの提供に繋がるのだという。

実は表からは確認できないが、建物自体もオペレーションを考慮した設計となっている。1号店で培ったノウハウが様々なシーンで大きく活かされている。

12月14日の「THE GATE HOTEL 東京」のオープン後も同社は、両国や京都など「ザ・ゲートホテル」ブランドのホテルを展開していく予定だ。また2019年より1年間、Classyの客室を毎週日曜日に別荘のように利用できる「日曜日の別荘」というユニークなプランも、12月17日より10室限定で販売開始する。

開業からわずか3ヶ月でミシュランを獲得した1号店の「THE GATE HOTEL 雷門」に続き、同ホテルが国内外の様々な宿泊客に支持されるホテルになる日が、とても楽しみである。

■「THE GATE HOTEL 東京 by HULIC」公式サイトはこちら
■「日曜日の別荘」プランの詳細はこちら

(HOTELIER編集部)


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