積和不動産、東急ホテルズが日本初の寺院山門一体ホテル着工。2019年度開業予定
積水ハウスグループの積和不動産関西株式会社が建設する複合施設に寺院山門とホテルが入居し、日本初の寺院山門一体のホテルが誕生することが明らかになった。
同社が建設するのは、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の地上17階建て「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」で、場所は南御堂・真宗大谷派難波別院が老朽化を理由に2016年1月をもって閉館した「御堂会館」跡地。ホテルは株式会社東急ホテルズが運営する「(仮称)大阪エクセルホテル東急」が開業予定だ。同ブランドは関西エリア初出店、全国では2018年に「渋谷ストリーム」内に開業予定の店舗に続き11店舗目の出店となる。
コンセプトは「大阪万華鏡」。大阪のにぎやかさ、はなやかさ、おどろきを感じられる内装・インテリアで館内を演出するという。17階がレストラン・ファンクションルーム他、16階がフロントロビーと、御堂筋の夜景を見ながらバスタブに身体を委ねることができる「(仮称)プレミアムルーム」、15~5階が客室(約360室)となる予定。客室面積は1ベッドが約23平米、2ベッドが約32平米で、バス・トイレ・洗面は分離型。複数人でもゆっくりと寛げる客室を用意する。
同ホテルでは、“NIPPON+OSAKA”を体験できるイベントを開催するほか、エクセルホテル東急ならではのホテル発の情報をコンスタントに発信していくという。2019年度開業の予定。日本初の「寺院山門一体ホテル」として、国内外から注目を集めそうだ。
【参照記事】
積和不動産、「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」を着工、東急ホテルズが日本初となる寺院山門一体のホテル「(仮称)大阪エクセルホテル東急」を出店
(HOTELIER 編集部)