NTT都市開発、2019年夏、京都の小学校跡地に初の直営ホテル開業
NTT都市開発(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川 裕氏)は13日、2011年3月に閉校した元京都市立清水小学校跡地(京都市東山区)の活用計画について、京都市と清水自治会連合会と合意した。
京都市が実施した公募型プロポーザルでは、小学校跡地の外観や主たる機能を保存しながら、ホテルまたはブライダルを主とした計画を求めた。10社から応募があり、2016年5がつにNTT都市開発を契約候補事業者に選んだという。
今後、京都市と土地賃貸借契約を結び、NTT都市開発が開発から経営までを行う初の直営ホテルを建設する。鉄筋コンクリート造地上4階建て、延床面積約6,880平方メートル。客室数約50室。2019年夏ごろの開業を予定している。
昭和初期に建てられた歴史的に価値のある既存校舎の外観を保存・再生しながら、「和×洋」「モダン×アンティーク」などの要素を掛け合わせた高品位なホテルを目指すという。運営は株式会社プリンスホテルへ委託する。
清水小学校は、明治2年開校で、地域住民の寄付で創設した番組小学校の一つ。地域の人々の絆を深める場としてホテルの敷地内に集会所を設置し、地域コミュニティ活性化に寄与する。また、非常時には避難所として活用し、安全・安心なまちづくりに貢献する予定だ。
【参照記事】
・京都の小学校跡地に初の直営ホテル/NTTUD
・19年夏にも開業/元京都市立清水小学校跡地活用計画/NTT都市開発
(HOTELIER 編集部)