民泊清掃サービス「エアーズロック」が大阪進出、適正価格で高いクオリティを提供

株式会社ビースタイルは2019年5月30日、同社が運営する民泊清掃サービス『エアーズロック』が2019年4月末に大阪市に支店を構え、東京以外に初進出したことを発表した。

同社は「~best basic style~時代に合わせた価値を創造する」を企業理念に掲げ、創業以来、人材サービス事業を主軸としている。2019年4月に業界最大手の民泊清掃事業を譲受し、同サービスをリニューアルスタートしたと発表していた。約5万件の実績を持つ同サービスは、民泊清掃でナンバー1(同社調べ)である。このたび進出した大阪でも、長年培ってきた実績とリピート率が高い清掃ノウハウを活かし、ゲストもホストも満足する高いクオリティの清掃サービスを、適正価格で提供する考えだ。

現在、国のインバウンド政策で訪日外国人が急増していることやホテル不足も影響し、全国的にも民泊への需要が高まっている。政府が掲げた、訪日外国人観光客数の目標である“2020年に4,000万人”が現実味を帯びた数値に近付き、新たに“2030年に6,000万人”という目標が掲げられた。同社は、国が注力している観光産業の中でも、民泊清掃事業に着目した。

同社の調べによると、民泊事業は2018年に700億円、2030年に2,000億円まで成長するという。企業の参入もさらに増え、業界のサービスクオリティも向上するとみている。また、訪日外国人の傾向では「モノ」より「コト」への消費意欲が増している。「文化を体験したい」「普通の生活をあじわいたい」「大人数で泊まりたい」と考える観光客層にとって、民泊サービスは相性が良い。

民泊サービスの中でも「特区民泊」地域として民泊市場が伸びている大阪は、今後もさらなる競争激化が見込まれる。大阪の民泊市場へ企業の参入が増え、民泊清掃へ求められるものが変わり始めているという。さらに、民泊件数(=ユーザーにとっての選択肢)が多い地域ほど、ユーザー評価が部屋の稼働率に影響する。企業が参入し始め、新たな宿泊先として確立し始めた民泊では、清掃に求めるクオリティやニーズにも変化が出ているという。

同社によると、現状の民泊清掃は個人事業主やスタートアップ規模が多いことに加え、サービス価格が安く、属人的なクオリティで清掃品質にばらつきが多い。これから選ばれる事業者は、広く地域をカバーでき、適正価格で、ホテル並みの綺麗さを提供できる安定した高いクオリティが求められると述べている。

また、大阪で民泊市場の競争が激化しているのには、3つの背景がある。1つ目は訪日外国人の増加だ。2018年の訪日外国人数は3119万人で、そのうち3分の1は大阪に訪れている。来阪に伴い宿泊率も年々増加し、ホテル不足と言われている。

2つ目は、民泊を利用する8割が外国人という点だ。もともと民泊は日本人より外国人の方が馴染みがあり、ホテルの代わりとして、また大人数での宿泊施設として利用されている。主に中国・韓国・台湾などアジア圏の利用者が多い。2018年6月から2019年1月の約半年間で、訪日外国人の延べ民泊利用者数は2.8倍に増加している。

3つ目は、大阪の「特区民泊」の多さにある。「特区民泊」の92.2%は大阪市が占めており、2番目に多い東京都大田区は7.4%とかなりの差がある。また、通常の「住宅宿泊事業(民泊)」は個人事業者が多いが、「特区民泊(国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業)」は法人事業が全体の6割を占めている。

同社は、競争が激しい地域だからこそ、民泊ユーザーの高評価を受けるには「清掃」が決め手であると考えている。国籍関係なく、ユーザーが部屋を選ぶ際にチェックする大事な評価の一つが「清潔さ=清掃レベル」と言われている。実際に、人気民泊運営者は清潔さ・綺麗さへの定評がある。

『エアーズロック』では、顧客に向けて高品質かつ安定した清掃サービスを提供し、快適な宿泊施設運営を支援する。またゲストには、おもてなしの気持ちをカタチにすることで、感動の宿泊体験を提供する。同サービスの高い清掃クオリティは、利用者から「非常に品質が高く、安心して任せられる」と評価されているといい、ホテル並みの清掃サービスで訪日外国人をおもてなしするとともに、ホストの評価の向上や部屋のリピート率に貢献する。

同サービスは、①厳しい研修をクリアした自社でお抱えの清掃専門スタッフ②部屋ごとにマニュアル作成することでクオリティ向上③清掃スタッフ掃除後に管理職が必ず巡回して清掃チェック、という3つのポイントで品質を保っている。業界最大手だからこそ、徹底した清掃品質へのこだわりがある。

顧客目線で徹底した清掃を心掛けているだけでなく、おもてなしを演出するようなルームメイキングサービスなど、ホストの手が行き届かない場所もサポートするという。民泊のほか、マンスリーマンションなどのシェアリングエコノミー業界の清掃にも対応している。同社は「日本中で安心して利用できる清掃サービスインフラの構築と“品質日本一”を目指します」と述べている。

株式会社ネオマーケティングが行った訪日経験のある台湾人400人を対象とした調査では、日本観光の満足度について「清潔感」が最も高く評価されており、「訪日観光の伸びを支える大きな要因」とみている。訪日外国人のうち3分の1が大阪を訪れていることからも、大阪の宿泊施設の印象は重要だ。『エアーズロック』のような高品質で安定した清掃サービスを取り入れることは、ホスト・ゲストどちらにも良い影響を与えるだろう。

■「エアーズロック」公式サイトはこちら

【参照記事】
・「特区民泊件数」全国1位、民泊競争激化の地に・・東京の民泊清掃パイオニア、実績5万件の「エアーズロック」が大阪に初進出!
・東京オリンピック、インバウンド4000万人、競争激化する民泊市場・・・“ホテル並の快適さ”で外国人観光客の心をつかめ!

(HOTELIER 編集部)


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