スターリゾート株式会社は、「宿泊施設一括借り上げサービス」を2018年1月24日（水）から開始する。

「宿泊施設一括借り上げサービス」は土地価格の向上・空き家問題の解決が狙いだ。簡易宿所または旅館業許可を取得している日本全国の物件を一括で借り上げ、100％満室を保証する。すでに試験運用を行っており、運用施設数は沖縄を中心に10棟66室となった。将来的にはウェブサイト上で自動査定できるシステムの開発を計画しているようだ。

旅館業許可を受けている（受けられる）施設であれば相談に応じ、施設の規模・築年数・部屋数に規定はない。数十室ある施設をはじめ、ヴィラやコテージ1棟といった中小規模の施設にも対応する。

宿泊者の募集・宿泊料の徴収・フロント対応・清掃などホテル運営のすべてをスターリゾートが行うため、オーナーは運営に関わる必要がなく手間がかからない。さらにホテルオーナーは宿泊施設を年間12泊分無料で利用できる。

空室が発生した場合も空室分の室料が保証され、毎月固定金額がオーナーに支払われる。同サービスを導入した施設のオーナーは「賃貸以上に安定した収入を得られている」と話す。

スターリゾートは中小規模宿泊施設専門の運営会社。旅館・ホテルなどのWEB運営サポート・運営フルサポート・宿泊施設開業サポートなどを行っている。沖縄を中心に展開する「第三の家」がコンセプトの「igusa」や、京都の築100年の町屋をリノベーションした「輝幸庵」などの運営実績がある。早朝・深夜問わず日本語・英語・中国語をネイティブに話せる宿泊客対応専門スタッフが常駐し、インバウンド集客にも力を入れている。

【参照記事】
スターリゾート、宿泊施設の一括借り上げサービス開始　満室を保証し12泊の利用も可能
【参照サイト】
・宿泊施設一括借り上げサービスを開始いたしました
・宿泊施設一括借り上げができること

（HOTELIER 編集部）