【速報】楽天LIFULL STAY、戸建賃貸ネットワーク大手のハイアスと業務提携。民泊向け戸建型宿泊施設の供給へ
楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 宗克氏、以下「楽天LIFULL STAY」)と、ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:濵村 聖一氏、以下「ハイアス」)は、民泊向け戸建型宿泊施設の供給における業務提携を本日12月15日付けで行った。
ハイアスは、住宅・不動産・建設業界に特化した経営コンサルティング会社であり、全国の会員企業向けに戸建賃貸事業の支援を行っている。今回の楽天LIFULL STAYとの提携に基づき、「Rakuten STAY HOUSE」とハイアスの運営する高性能デザイナーズ住宅「WILL STYLE」のコラボレーションによる、戸建型宿泊施設ブランド「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」を共同で開発するという。
「Rakuten STAY HOUSE」は、楽天LIFULL STAYが提供している民泊・簡易宿所向けのブランディングおよび運用代行サービス「Rakuten STAY」におけるサブブランドで、一戸建てタイプの民泊向け宿泊施設の供給・運営となる。なお、同社は今後、リゾートタイプやグランピングタイプなど、様々なサブブランドを取り揃えていく予定だ。
戸建分譲大手のハイアスが提供する「WILL STYLE」は、断熱性能・防音性能に優れ、低価格でかつ建築時間も非常に短いという優れた商品を提供しており、快適な宿泊空間を演出する。また、デザインは「WILL STYLE」の主力商品である「ユニキューブ」を適用しており、今後はより多くのラインアップを取り揃えていく予定だという。
供給される宿泊施設は、ハイアスのパートナー企業を通じて、2018年2月より民泊サービスに興味を持っている個人や法人を含む不動産オーナーを対象に販売開始をする。建築面積は55坪~、在来軸組工法をとり、ウッドデッキが付いた3LDKとなる予定だ。また、Rakuten STAYの共通カラーやアメニティの導入も検討している。
利用客は、2018年に予定されている住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行に合わせて楽天LIFULL STAYが運営する民泊サイト「Vacation Stay(仮称)」、提携サイトを通じて予約できるようになる。時期は2018年6月からを予定。
展開エリアは、地方都市や観光地が対象となり、都市部も希望があれば可能だが、基本は地方都市をメインとする。今回の提携を通じて、地方創生に貢献を考えている。
今後も様々なタイプの宿泊施設を有用したサブブランドを展開予定の楽天LIFULL STAY。各社との業務提携にて宿泊業界に多大な影響を与えることとなるだろう。
【コーポレートサイト】
・楽天LIFULL STAY株式会社
・ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
【関連記事】
楽天ブランド「Rakuten STAY」運用開始。合法民泊のコンサルから運用代行サービスを提供
(HOTELIER 編集部)