ナインアワーズ、不動産金融コンサル「ビーロット」と業務提携。大型商業施設へのテナント出店を加速

カプセルホテル「ナインアワーズ(9h)」を展開する株式会社ナインアワーズは2019年1月15日、不動産金融コンサルティング会社である株式会社ビーロットと、ナインアワーズの宿泊施設の新規出店に対するファイナンス支援に関する業務提携契約を締結したことを発表した。

ホテルブランド「ナインアワーズ」は、都心における機能的かつ高品質なトランジットサービスという独自のカテゴリ一を目指し、滞在中の「シャワー」+「睡眠」+「身支度」という3つの基本行動に特化。それぞれの機能性と品質を徹底追求する考えで、独自に開発したカプセルホテル業態による24時間いつでも利用可能な宿泊・短時間滞在サービスを展開している。

両社はこれまでに3件の共同プロジェクトを行い、簡易宿泊所タイプの収益不動産を商品化する成功ノウハウを創り上げてきた。このたびの業務提携により、ピーロットが施主として2019年以降に3物件ほどの店舗開発を予定しており、国内大都市圏の大型商業施設へのテナント出店を推進していく。

大型商業施設はこれまで小売店を中心に構成されてきた。しかし近年の消費動向の変化により、体験型店舗や公共施設など「物販」に留まらない業態が入居することで、時代に即した利便性の高い施設へと変化している。

そこで機能性と品質を追求する「ナインアワーズ」のシンプルなスタイルは、あらゆるロケーションヘの出店が可能なことから、利便性の高い立地への出店により、都市と都市を移動する旅行者へ向けて独自のトランジットサービスを展開していく。ナインアワーズは今後も、ターミナル型施設や大型モールなどへの出店を強化してゆく予定だ。

宿泊スタイルが多様化する中、18年にオープンした「渋谷ブリッジ(SHIBUYA BRIDGE)」や「HULIC SQUARE TOKYO(ヒューリックスクエア東京)」、19年にニセコに開業予定の「アルクザカストリート」など、商業施設内での宿泊施設の出店が加速している。しかし、ナインアワーズのような機能性を重視したカプセルホテル型は珍しく、宿泊だけでなく、ちょっとした休憩や気分転換など、あらゆるシーンでの利用が期待できる。

またビーロットも大阪の「maison MILANO(メゾンミラノ)中津」など、これまで人気の宿泊施設の開発を手がけている企業。両社のノウハウがどのように次の施設に活かされるのか、今後も注目していきたい。

【参照記事】
カプセルホテル「ナインアワーズ」と不動産金融コンサルティング会社「ビーロット」業務提携のお知らせ
【参照サイト】
・カプセルホテル「ナインアワーズ」と不動産金融コンサルティング会社「ビーロット」業務提携のお知らせ
・㈱ナインアワーズと業務提携のお知らせ

(HOTELIER編集部)


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