楽天LIFULL STAYとAgodaが業務提携、「Vacation STAY」に掲載している国内施設を「agoda」に供給
楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田宗克)は20日、Agoda社(本社:シンガポール、CEO:ジョン・ブラウン)と民泊事業における業務提携について合意したことを発表した。
ブッキング・ホールディングス傘下の企業であるAgodaは、世界で急成長を遂げているオンライン旅行予約プラットフォームのひとつである『agoda』を提供している。『agoda』は2005年にシンガポールで技術系スタートアップ企業として発足し、200以上の国や地域で180万件の物件を紹介するグローバルネットワークへと成長した。ホテル・アパート・一軒家・別荘など、高級なものから手頃なものまで、旅行者が目的と予算に応じて手軽に利用できる幅広い宿泊の選択肢を提供している。
このたびの提携により、楽天LIFULL STAYは『Vacation STAY』に掲載している日本国内の民泊施設や簡易宿所を『agoda』に供給する。『agoda』の利用者は、日本の民泊施設や簡易宿所の宿泊予約を、同プラットフォーム上で行えるようになる。『Vacation STAY』では、民泊新法に基づく届け出や特区民泊の認定、旅館業法に基づく簡易宿所の許可などの許認可が確認された施設を扱っており、『agoda』へも同施設を供給する。
両社は今後、特にアジアからの訪日旅行者向けのマーケティングも共同で行っていく予定だ。また、訪日旅行者に民泊という宿泊スタイルを積極的に提案すると同時に、多様な宿泊ニーズに応えるサービスを提供していくという。
AgodaのCEOであるジョン・ブラウン氏は「日本は、『agoda』のお客様にとって、最も人気がある目的地のひとつです。楽天LIFULL STAYとの提携を通じて、当社のお客様が素晴らしい国である日本を旅する際、さらに質の高い宿泊施設を利用できるようになることを光栄に思います。ホテルに加え、様々な民泊施設を予約するために『agoda』を選ぶ旅行者が世界中で増えている中、この業務提携はまさに理想的なタイミングと言えます」と述べた。
【参照記事】
楽天LIFULL STAYとAgoda、民泊事業で業務提携
【参照サイト】
楽天LIFULL STAY、オンライン旅行予約プラットフォームを提供するAgodaと民泊事業で業務提携-世界の幅広い地域からの訪日旅行客に宿泊施設を提供-
【コーポレートサイト】
・楽天LIFULL STAY株式会社
・Agoda
・Booking holdings
・楽天株式会社
・株式会社LIFULL
【サービスサイト】
・Vacation STAY
・agoda
・Booking.com
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(HOTELIER 編集部)