最大受入人数2,324名の「東京ベイ潮見プリンスホテル」2020年7月開業、東京ベイエリアの発展に期待

株式会社プリンスホテルが、東京都江東区潮見にて運営する新ホテル「東京ベイ潮見プリンスホテル」の開業日を2020年7月3日に決定し、宿泊予約受付を2020年1月15日9:00より開始することが分かった。

1964年、東京ベイエリアでは新幹線や首都高の建設といったインフラの整備に合わせ、現在の老舗ホテルが次々と開業した。そして今、東京のホテル業界は再び開業ラッシュを迎えている。特に湾岸エリアでは、2020年以降を見据えたインフラの整備や晴海エリアの新たなる街づくりを背景にホテル開発が進んでいる。

東京湾岸エリアの発展と、日本政府の掲げる“2030年までに6,000万人”という訪日外国人目標に向け、今後国内外から多くの観光客が湾岸エリアを訪れることが期待される。2020年には羽田空港国際線の大幅増便やバス高速輸送システム(BRT)の運行開始が予定され、さらに2020年以降は晴海地区の新たな街づくりや羽田空港アクセス線計画等により、今後の日本の成長を創り出す場所として注目を集めている。

そこで、プリンスホテルは2020年以降の東京ベイエリアの発展を見据え、国内はもとより海外からの観光客や団体客をより多く迎え入れるべく「東京ベイ潮見プリンスホテル」を開業する。

ホテルはJR京葉線「潮見駅」から徒歩約1分に位置する。地上11階建てで客室は8タイプ・全605室あり、最大受入人数は2,324名だ。29.7~42.9平方メートルのゆったりとした広さの客室は、ユニバーサルルームを除く全室で3~4名利用が可能で、家族・3世代だけでなくグループ・団体での利用に最適だ。客室はツインルーム500室が4名まで泊まれるフォースルームに、キングルーム94室が3名まで泊まれるトリプルルームに変更可能だ。子ども用2段ベッドを備えたファミリールームも10室あり、近隣の大型テーマパークを利用するファミリー等にホテルでも楽しいひと時を提供する。このほかユニバーサルルームも備えている。

420席あるレストランは、近隣住民なども気軽に利用できる開放的な空間を演出する。2分割できる作りにより、大型団体の貸切り(200席まで)での利用も可能だ。このほか大浴場、フィットネスルーム、キッズルーム、団体客スペース(ロビー、荷物預かり)、コインランドリー、コンビニエンスストアが付帯する。

プリンスホテルは「注目が集まる東京ベイエリアに都内10ヵ所目なる大型ホテルを開業し、国内外のお客さまを幅広くお迎えする体制を整え、地域の発展や日本の観光活性の一端を担ってまいりたいと考えております」と述べている。

ホテルが開業する潮見周辺には、東京オリンピック・パラリンピックの競技施設が多数ある。中でもアーチェリーの競技会場となる「夢の島公園アーチェリー場」、水泳などの競技会場となる「東京アクアティクスセンター」「東京辰巳国際水泳場」に近く、競技を観戦する人にも利用しやすい。さらに「東京駅」から「潮見駅」まではJR京葉線で3駅7分、「潮見駅」から「舞浜駅」まではJR京葉線で3駅9分という好立地にある。大人数で宿泊できる客室を備えている点も、旅行者にとって利便性の高いホテルと言えるだろう。

東京都は築地・晴海・豊洲・有明・台場・青海の6エリアを対象とした『東京ベイエリアビジョン(仮称)』を策定し、東京の魅力と活力を創造していくことを目的にさまざまな取り組みを進めている。同ビジョンの基本コンセプトは「1.東京、日本の今後の成長を創り出す場所として、東京ベイエリアを世界に発信する」「2.東京ベイエリアを鳥の目で俯瞰し、各地域の特色をより活かす」「3. 官民連携のもと、次世代を担う若手の視点や自由な発想を活かす」の3つだ。

都はベイエリアについて、陸・海・空の結節点として拠点性の高い地域であり、今後の経済成長を創り出す場所として大きな可能性を秘めていることに加え、新たな賑わい創造の場となることが期待されるとしている。2019年10月に、2040年代を見据えたベイエリアが目指すべき3つの姿として「1.海から見渡す東京の未来をつくる」「2.東京、日本ならではの未来を世界に発信し、世界を魅了する」「3.自ら未来を生み出し続ける実験・提案型のまちをつくる」の3つを未来創造域のデザイン戦略に掲げるとともに、「官民連携チームの11の提案」をまとめている。

「官民連携チームの11の提案」の一つである「6.レガシー×ウェルネス」の中では“スポーツ産業の一大拠点をつくる”を掲げ、日帰りではなく滞在しやすくなる仕掛けにより、食事・トレーニング・宿泊を通じて心と身体の健康増進につながる滞在型ウェルネスを実現したい考えだ。加えて、水辺や広大なオープンスペースを生かしたエンターテイメント型スポーツなど、誰もが意欲的に参加しやすくなる「オンリー湾」のスポーツコンテンツを集積し、宿泊施設を併設した多様なスポーツが混在して楽しめる場所を整備するとしている。今後、ベイエリアでどのような宿泊施設が開業するのか注目が集まりそうだ。

■「東京ベイ潮見プリンスホテル」公式サイトはこちら

【参照記事】
【東京ベイ潮見プリンスホテル】2020年以降の東京ベイエリアの発展を見込み 605室、最大受入人数2,324人の大規模都市型ホテルが誕生
【参照サイト】
・TOKYO2020|オリンピック会場一覧
・東京都港湾局|「東京ベイエリアビジョン」(仮称)の策定に向けて

(HOTELIER 編集部)


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