ヒルトンの日本初進出ホテルブランド「キュリオ・コレクション」が2018年春に軽井沢でオープン
東急不動産株式会社は、2017年3月に同社が取得・2018年1月に営業を終了した「旧軽井沢ホテル」を、ヒルトンの「キュリオ・コレクション by ヒルトン」ブランドの日本初進出ホテルとして、2018年4月19日にリニューアルオープンする。
2018年1月10日に、東急不動産とヒルトンがフランチャイズ契約を締結したことを発表していた。両社がホテル事業で協業するのは初めてとなる。株式会社東急リゾートサービスが運営を担う。
「キュリオ・コレクション by ヒルトン」は、地元ならではの魅力や体験を求めるゲストのために、ヒルトンが吟味・セレクトしたホテル・コレクションで、現在世界で40軒以上を展開している。「キュリオ」という言葉の意味のとおり、ユニークで、他に類を見ない個性的なホテルである。軽井沢での展開で、富裕層の取り込みを狙う。
ホテル名は「KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton」。旧軽井沢の中心に位置し、旧軽井沢銀座・雲場池など、軽井沢ならではの街歩きや自然が楽しめるスポットが徒歩圏内にある。「Timeless~好奇心を満たす価値ある時空間~」がコンセプトの同ホテルは、滞在中にリラックスできるプログラムや、立地を生かした街の新しい愉しみ方を提案するサービスなどを計画している。
また、ホテル名にある【KIKYO】には、ふるさとへ帰る気楽さ・わくわく感を想起させる「帰郷」と、秋の軽井沢を彩る花「桔梗」の、ふたつの想いを込めている。桔梗には「endless love(永遠の愛)」、「honesty(正直、誠実)」、「the return of a friend is desired(友の帰りを願う)」という花言葉がある。【KIKYO】の意味をゲストに委ね、ゲストにそれぞれの【KIKYO】を感じてもらいたいという。
東急不動産株式会社ウェルネス事業ユニットホテル・リゾート事業本部長および株式会社東急リゾートサービス社長:速川智行氏は、「日本を代表するリゾート地であり、国内外問わず多くのお客さまの高原リゾートとして認知度が高いこの軽井沢の地で、ヒルトンの国内初出店となるコレクションブランドの出店により、日本の魅力をさらに高め世界に発信できることをうれしく思います。新緑にあふれた春、さわやかな高原気候の夏、紅葉で木々が染まる秋、気軽に雪が楽しめる冬、と四季折々の表情が色濃く出るこの軽井沢の地で両社の提携により、軽井沢の魅力をゲストの皆様にお伝えし、多くの方々にご満足いただけると確信しています」とコメントしている。
東急不動産は、旧軽井沢エリアに会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢/旧軽井沢アネックス」を展開しているほか、2018年7月に軽井沢・塩沢エリアで「 東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」を開業予定だ。
【参照記事】
軽井沢「ヒルトン」開業、4月19日に 東急系が運営
【参照サイト】
・ヒルトン日本初進出のブランドホテルが軽井沢に誕生「KYUKARUIZAWA「KIKYO,Curio Collection by Hilton」~2018年4月19日(木)開業予定~
・ヒルトン日本初進出のブランドホテルが軽井沢に「KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton」2018年春オープン
(HOTELIER 編集部)