グランビスタ ホテル&リゾート、京都と東京で、2018年新ホテルブランド立ち上げ
株式会社サンケイビルグループの株式会社グランビスタ ホテル&リゾートは、新ホテルブランド「INTERGATE HOTELS」を立ち上げ、2018年3月に京都、同4月東京で開業予定であることを明らかにした。
訪日外国人の増加や国内各地で新規ホテルの開業が相次いでいる状況を受け、訪日回数の多いリピーターのインバウンドや旅慣れたシニア、国内ビジネス層をターゲットに、顧客と地域をつなぐ様々なサービスを提供、客室単価を上げて安定稼働を図るという。
ブランドコンセプトは『「All For Tomorrow」~「最高の朝」をお届けするホテル』。朝食は、「ここでしか食べられない朝食」をテーマに札幌パークホテル総料理長の江本浩司氏監修のもと、地域ならではのメニューも合わせて50種類以上の品数を用意。地元のコーヒーショップと提携してこだわりのコーヒーカウンターを設置し、滞在中いつでも飲めるコーヒーや、早朝限定のスムージーも提供するという。
滞在客同士や滞在客とホテルスタッフとのコミュニケーションを重視し、ギャザリングスペースを開設。ドリンクやクッキーなどを用意するほか、滞在客同士が体験談を投稿・閲覧できる掲示板(トラベラーズボード)も設置する。
新ブランド第一弾となる「ホテルインターゲート京都 四条新町」(所在地:京都府中京区、153室、2018年3月開業予定)に続き、「ホテルインターゲート東京 京橋」(所在地:東京都中央区、200室、同4月開業予定)のほか、2019年には広島、金沢での開業が予定されている。同社では沖縄や北海道での開業も視野に入れ、2020年までに5軒(933室)、2025年までに10軒(1,800室)の開業で300億円の売上創出を計画しているという。
国内外からの観光客に絶大な人気を誇る一方でホテル不足問題が顕在化している京都だが、最近では町家を宿泊施設に改修する取り組みやホテルの新規開業が相次ぎ、話題を集めている。
【参照記事】
・新ホテルブランド立ち上げ。初弾は京都・四条新町
・サンケイビル傘下ホテルに新ブランド、新築物件で京都と東京で開業へ -グランビスタ ホテル&リゾート
(HOTELIER 編集部)