メトロエンジンとBEENOSが長期滞在者向けのホテル予約サイト「Monthly Hotel(マンスリーホテル)」を9月中より提供開始
メトロエンジン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:田中良介、以下メトロエンジン社)と、BEENOS 株式会社(東証一部 3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下BEENOS社)が、ホテルや旅館などの宿泊施設への長期滞在者向け予約サイト「Monthly Hotel(マンスリーホテル)」を共同で開始することを決定した。両社は今回の新サービスを通して、宿泊者にホテルでの2週間以上の滞在がリーズナブルになる予約プランを紹介することや“住まい”としてホテルを利用するという新たな価値を提供が可能という。また、宿泊施設事業者にとっても稼働率を安定させるサポートとなるよう事業を展開し、新サービスは9月中に提供を開始予定とのこと。
◆メトロエンジン社◆
メトロエンジン社は、ビックデータから人工知能・機械学習を活用し、客室単価の設定を行うレベニューマネジメントツール「メトロエンジン」をホテルなど宿泊事業者に提供しており、現在では国内でも有数のホテルチェーン50社以上との契約実績がある。昨今では、様々な分野において需給に合わせたダイナミックプライシングの有用性が評価されはじめているが、同社はホテル業界の他にもレンタカー業界や、高速バス業界などを対象とした事業も展開している
◆BEENOS社◆
BEENOS社はテクノロジーでモノ・人・情報を「日本から海外へ」、「海外から日本へ」と双方向に繋ぐグローバルなビジネス展開を強みとしており、グローバルECサービスの運営、日本独自のコンテンツ商材の企画・開発を行っている。特に、越境EC関連サービス「転送コム」と「Buyee」においては、両サービスあわせて2,000以上の国内ECサイトの海外販売をサポートしており、国境を越えた商取引の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消することに加え、グローバルなマーケティングやカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってきた。データベースに蓄積されたデータを機械学習などのテクノロジーを活用することで、海外のお客さまに便利で分かりやすく、安心して利用できるサービスづくりに努めている。本サービスは、同社で新規事業を手掛けるBeeCruiseがサポート、事業創造カンパニーとして立ちあげた。
◆Monthly Hotel(マンスリーホテル)とは◆
前述のとおり、2週間以上の滞在がリーズナブルになる予約プランを提供する予約サイトで、最大6カ月までの長期期間の宿泊予約が可能という。サイト内には、長期利用が可能なホテルのみが掲載され、現地決済にも対応している。また、今後の展開として、観光客減少の影響を受けている自治体との取り組みの推進や、海外旅行客にも利用しやすいサービスを目指し、英語、中国語(繁体・簡体)での表示や海外では主流の決済方法なども順次取り入れていくとのこと。新型コロナウイルスの第二波がきている今、在宅ワークに戻す企業も少なくはないだろう。実際、家のネット環境や小さい子どもがいてリモート会議がなかなかしづらい人もいる中で、マンスリー需要はまだまだ続くと予想される。都心の宿泊施設から始まり、地方の宿泊施設の参画もこれから増えてくることに期待したい。
「HOTELIER編集部」
【参照記事】
〇株式会社メトロエンジン
〇株式会社BEENOS
〇Monthly Hotel(マンスリーホテル)お問合せ
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