浅草東武ホテルにハローキティルーム」が誕生。8月24日先行予約販売開始!
株式会社 東部ホテルマネジメントが経営する「浅草東武ホテル」でサンリオのハローキティルームが誕生する。
ハローキティを浅草ならではの和で演出したオリジナルデザインは「桜天女」と「和モダン」の2タイプで、8月24日の10時から先行予約が開始される。3室ずつの計6室で、広さは35.7㎡と広々とした作りになっている。1室あたり1人~4人が宿泊することができ、宿泊者限定グッズの制作も予定している。
「桜天女」
パステルピンクを基調にガーリーな可愛さを演出しながらも、一部に座敷風のスペースを設けることで日本らしさを取り入れている。
「和モダン」
伝統的な「和」の要素を取り入れつつ、インテリアでスタイリッシュさを表現。
浅草東武ホテルについて・・・
同ホテルは今年の10月8日に開業するホテルで一時期は予約受付を停止していたが現在は再開している。新型コロナウイルスが猛威を振るっているなかでの開業となるが、感染症の対策も徹底しているとのこと。レストランは通常ビュッフェスタイルでの提供だが、状況次第では変更・休止も検討しているという。自動チェックイン機や客室タブレットなど、現代的な設備も整っているうえにチェックインは14時から、チェックアウトは11時までと、他のホテルと比べても長い滞在が可能だ。また、東武スカイツリーラインと東京メトロ銀座線 浅草駅から徒歩1分という好立地にあり、なにより、2016年には年間5,061万人の観光客が訪れた今では世界的な観光名所の「浅草」に位置する。
コンセプトルーム(コラボルーム)について・・・
アミューズメント施設に併設されたホテルのキャラクタールームや、アニメ・ゲームとのコラボルームなど、様々なコンセプトルームがあるなか、子どもがいるファミリー層はもちろん、子どものころから身近な存在であった今の大人にも、サンリオのハローキティを取り入れることは大きな存在になり得るだろう。昨今では国内でも都道府県をまたぐ移動が懸念されているが、世界中に人気を博しているキャラクターでもあるため、海外旅行者が戻ってきた際の集客には大きな期待をもてる。
また、コンセプトルームはブームの終わりやターゲット層が限定的になるなどのデメリットがあり、リニューアルする際には経費もかかるため、リスクを抱えることになる。だが「ハローキティ」という殿堂入り的な存在であるキャラクターはそういった懸念を打ち消す可能性を秘めているのではないだろうか。
東京23区内では初めてハローキティとのコラボとなる「浅草東武ホテル」。開業後の動きに要注目な施設の一つとなるだろう。
「HOTELIER 編集部」
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〇浅草東武ホテル
【参考記事】
〇JIJI.COM
〇ITmediaビジネス