楽天LIFULL STAY株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：太田 宗克）が、住宅宿泊事業法（民泊新法）施行の6月15日より、民泊・宿泊予約サイト『Vacation STAY』を開設し、予約受付を開始した。

『Vacation STAY』は、民泊施設や簡易宿所を営むホストと、旅行者などのゲストを繋ぐサイトだ。家族や友人などのグループで宿泊するゲストから、バックパッカーや出張など個人で宿泊するゲストまで幅広く利用できる。同サイトに掲載される施設は、民泊新法に基づく届け出、特区民泊の認定、旅館業法に基づく簡易宿所の許可を受けた施設のみだ。一軒家、マンション・アパートなどの一部屋型、ホステルにおけるベッドスペースなど、ざまざまなタイプの宿泊施設を取り扱っている。

ゲストは、同サイトへの会員登録もしくは楽天IDによるログインを行うことで予約が可能だ。各施設情報ページでは、価格や間取りなどのほか、運営ホストの情報や鍵の受け渡し形式などの利用方法も記載されている。支払方法はクレジットカードでの事前決済が基本で、楽天IDを持っているゲストは「楽天スーパーポイント」を貯めたり使うこともできる。

ホストには、予約・在庫・売り上げ・入金などが1つのアカウントで管理できる「在庫管理システム」を提供し、負担を軽減するという。登録項目には、対応業法・建物タイプ・住所・部屋タイプ・アメニティ・ハウスルール・料金・キャンセルポリシーなどがある。また、公的機関からの審査結果通知や営業許可書なども、サイト上でアップロードが必要だ。許認可に関する書類が未提出の施設は、サイト上で販売しない。加えて、施設をマンスリーマンションなどの短期賃貸物件として運用する場合には、同社のマンスリーマンションサイト『LIFULL HOME’S マンスリー』の利用契約が必要である。

「在庫管理システム」に登録された各施設は、同社が提携済みの宿泊予約サイトであるBooking.comにも掲載される。楽天トラベル・HomeAway・途家・AsiaYo.com・Yanoljaでも、順次掲載を開始する予定だ。

【参照記事】
楽天LIFULL STAY、民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」を開設
【参照サイト】
楽天LIFULL STAY、民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」を開設 – 民泊新法施行に伴い、本日より民泊・宿泊施設の予約受付を開始 –
【コーポレートサイト】
・楽天LIFULL STAY株式会社
・楽天株式会社
・株式会社LIFULL
【サービスサイト】
・Vacation STAY
・LIFULL HOME’S マンスリー
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（HOTELIER 編集部）