株式会社ボルテックス「HOTEL EMIT UENO」2月1日上野にオープン。4カ国語に対応、3月にはシリーズ第二弾を渋谷に開業。
株式会社ボルテックスは2月1日(木)、東京・上野に「HOTEL EMIT UENO(ホテルエミット上野)」をオープンした。同社初のホテルプロジェクトで、「HOTEL EMIT」シリーズ第一弾となる。
「HOTEL EMIT UENO」は、上野と浅草を結ぶ浅草通り沿いの立地に位置する。上野駅からも近く、観光・ビジネスともに便利な場所である。上野エリアは、インバウンド需要の高まりを背景に近年注目されている。
同ホテルは4カ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)に対応でき、3者間通話サービスが24時間利用できる。ホテルのチェックインやホテルの案内などは、タブレットやモニター映像で対応し、ペーパーレス化を図る。客室には多言語に対応した無料のインバウンドTVを導入する。また、全客室のシャワー・トイレ・洗面台が3点分離構造で、長期滞在でもくつろげる仕様だ。最上階には、露天風呂付の広いツインルームを2部屋用意し、うち一つはバリアフリーである。
ディナータイムは宿泊者だけでなく誰でも利用でき、バルスタイルでお酒やおつまみを提供し、近隣ホテルとの差別化を図る。シダックスグループが静岡県伊豆市で運営する「中伊豆ワイナリー シャトーT・S」の日本ワインも提供する。
ボルテックスは、資産形成コンサルティング事業を中心とした企業である。企業の事業継続性を高める<100年企業戦略>をミッションに掲げ、オフィスビルや商業施設など、さまざまな開発に注力し事業を拡大した。このたびの「HOTEL EMIT UENO」開業を機に、企業ブランドの戦略的な発展したいと考えている。3月には、シリーズ第二弾の「HOTEL EMIT SHIBUYA(ホテルエミット渋谷)」をオープンする。渋谷と原宿の中間地点に位置し、代々木公園やキャットストリートも近い人気エリアだ。
上野はアメリカの東海岸、渋谷は西海岸をイメージした内装で、客室やカフェレストランには、ベイクルーズグループの「journal standard Furniture」「ACME Furniture」の家具を使用する。
「HOTEL EMIT UENO」「HOTEL EMIT SHIBUYA」どちらも、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が運営を一括受託する。外食産業など総合サービス事業で培った運営ノウハウを活かし、ホスピタリティあふれる快適な空間を提供できるよう取り組むという。
【参照記事】
上野に新ホテル 4カ国語に対応、国産ワインの提供も
【参照サイト】
・~ボルテックスが開発を手がける〈初〉のホテルプロジェクト第1弾~「HOTEL EMIT UENO(ホテルエミット上野)」2月1日(木)グランドオープン
(HOTELIER 編集部)