インバウンド狙い成田、奈良の3ホテルを326億円で買収。ジャパン・ホテル・リート
ジャパン・ホテル・リート投資法人(本社:東京都渋谷区、代表者:増田 要氏)が、「ヒルトン成田」、「インターナショナルガーデンホテル成田」、「ホテル日航奈良」を合計326億円で買収することが明らかになった。
「ヒルトン成田」、「インターナショナルガーデンホテル成田」が位置する成田エリアは、エアラインクルーによる安定した宿泊需要に加え、成田空港の発着回数・発着可能枠の拡大や国内外の海外旅行者数の増加、夜間飛行制限の緩和による前泊・後泊の増加による安定需要を見込む。取得予定価格は「ヒルトン成田」が約131億円、「インターナショナルガーデンホテル成田」が約91億円。両ホテルの取得で、ヒルトンの高価格帯の旅行者と、インターナショナルガーデンホテルのミッドプライスの顧客という幅広い顧客層の取り込みが可能となる。
「ホテル日航奈良」が位置する奈良県は、世界文化遺産の数が国内第1位、国宝・重要文化財の数が国内3位と、歴史的文化遺産が豊富な観光地として認知されている。日本を代表する観光地として、安定した国内レジャー需要とインバウンドの需要で更なる成長が見込まれる点を評価したという。同ホテルの取得予定価格は約103億円。3ホテルの取得は、8月1日までに完了する予定だ。
【参照リリース】
資産の取得及び貸借に関するお知らせ(ヒルトン成田、インターナショナルガーデンホテル成田及びホテル日航奈良)
(HOTELIER 編集部)