宿泊施設の業務を一元管理できる「YOYAKEY(ヨヤキー)」が2019年5月1日よりサービス開始
合同会社Arkmist(アークミスト)が、宿泊施設の業務支援ツール『YOYAKEY(ヨヤキー)』を2019年4月11日にプレリリースし、5月1日から本サービスを開始すると発表した。
『YOYAKEY』は、オーナーの声から生まれた、既存システムには無かった“オールインワン”かつ“簡単”に使用できる業務支援ツールだ。予約管理、清掃管理、セルフチェックインシステムによるゲストの自動チェックイン・アウト機能などを搭載し、宿泊施設のさまざまな業務を一元管理できる。無人運営の許可のある民泊や宿泊施設の場合は無人・自動運営も可能で、人件費や人的ミスの削減に大いに役立つ。また、スムーズに業務を行えるような作りとなっており、人件費や業務の手間の低減に大きく貢献する。
同ツールには、予約管理ができるPMSに自社予約HP機能(標準機能)を搭載している。自社サイトから予約したゲストにはマイページが発行され、ゲストへのポイントやメルマガを発行することで、リピーター獲得を目指すことも可能だ。さらに、施設の予約機能付き多言語(日本語・英語・中国語・韓国語)ホームページを作成でき、CMSで簡単に更新することができる。ブログなどSEO対策となる記事の作成も簡単に行えるという。
セルフチェックインシステムはタブレットを使い、台帳がクラウド上に保存されペーパーレス化が可能だ。客室の清掃の管理では、自動アサインやメールにより清掃担当者へ当日の掃除が必要な客室を知らせるという。清掃スタッフは、管理画面上から清掃が済んだ報告やトラブルがあった場合の報告も簡単に行える。このほか、権限機能で各機能のON・OFFを細かく設定することも可能だ。
PMSの外部連携機能では、株式会社構造計画研究所が提供する鍵の遠隔マネジメントに適したスマートロック『Remote LOCK(リモートロック)』との連携により、鍵もアプリもいらない入室管理が可能となる。予約日時に合わせ、自動で鍵を発行し入室の確認やスタッフの出入りの管理まで可能だ。また、株式会社クリップスが提供するサイトコントローラー『ねっぱん!』との連携により、各予約サイトからの予約を一元管理管理することができ、ダブルブッキングを防止できる。取り込んだ予約は、ツール内でチェックイン・アウトの確認をしたり、部屋割りや清掃管理まで行えるという。
小規模運営のオーナーにも手軽に使用してもらえるよう、少額からでも使用できる低コスト化にもこだわり、プランを2つ用意した。「スタンダードプラン」の初期費用は49,800円、月額基本料は3,000円、月額利用料は個室の場合1部屋につき900円・ドミトリータイプの場合1ベッドにつき700円。「ライトプラン」の初期費用は39,800円、月額基本料は3,000円、月額利用料は個室の場合1部屋につき500円・ドミトリータイプの場合1ベッドにつき300円。なお、「ライトプラン」ではセルフチェックイン機能および台帳のクラウド保存は利用できない。
訪日外国人の増加や人手不足の影響で、宿泊施設の従業員の負担は大きくなっており、業務の軽減や効率アップさせるツールは今や必要不可欠なものだ。最近では、『MagicPrice』と『TEMAIRAZU』シリーズが連携し業務の効率化と収益の最大化を図ると発表したり、株式会社ロイヤルホテルが「WEBチェックアウトシステム」を開発し、チェックアウト時の混雑緩和や顧客満足度向上に取り組むと発表している。
『YOYAKEY』は予約管理や清掃管理がスムーズに行えるだけでなく、ポイントやメルマガ発行といったリピーター獲得の促進までしてくれる。リピーターが増えればホテルの評判も広がっていくだろう。また、価格を抑えた点もオーナーにとって嬉しいポイントだ。オープニングキャンペーンとして、プレリリース期間中(4月30日受付分まで)の申し込みは初期費用と初月利用料が無料になるという。これから宿泊施設の運営を検討しているオーナーは、同ツールを活用してみてはどうだろう。
■「YOYAKEY」公式サイトはこちら。
【参照記事】
民泊・宿泊施設のオールインワンシステム【 YOYAKEY 】サービス提供開始
(HOTELIER 編集部)