阪急阪神ホテルズの新ブランド「レムプラス」、第1号店が2019年12月に銀座でオープン
株式会社阪急阪神ホテルズが、宿泊主体型ホテル『remm(レム)』の新ブランド第1号店となる「レムプラス銀座」を、2019年12月24日に開業することが分かった。
同社は、阪急阪神ホールディングスグループにおいて「ホテル」のコア事業を担っており、運営会社として阪急阪神第一ホテルグループを展開している。「第一ホテル東京」や「ホテル阪急インターナショナル」、リゾートホテルなど、18の直営ホテルと26のチェーンホテルの計44ホテルを展開している(2019年3月現在)。
『remm』は「もっとよい眠りを」という思いをコンセプトにしたホテルブランドだ。ホテルでの時間と空間は、五感を通じて“よい眠り”を実感できるようデザインされている。客室に高品質オリジナルベッド・レインシャワー・マッサージチェアを完備し、アメニティグッズや香りに至るまで眠りにこだわっている。客室ではなく“寝室”を提供し、自分の部屋のように寛げるホテルだ。
同ブランドはすでに日比谷・秋葉原・六本木・新大阪・鹿児島で展開しており、2019年4月3日にブランド6店舗目となる「レム東京京橋」が開業予定。同ブランドとしては初めての全客室禁煙のホテルだという。
新ブランド『レムプラス』は、従来の『remm』のコンセプトを継承しつつ快適性を向上している。デザインは「クラッシークール」をコンセプトに、銀座の品格や上質さが感じられるスマートで洗練されたホテル空間を演出した。『remm』と同様に、客室ではなく“寝室”を提供する。同社は『レムプラス』について、「“もっと、よい眠りを・・・”を追求し続け、皆さまの心地良い眠りと休息をサポートします」と述べている。
「レムプラス銀座」はJR新橋駅から徒歩約4分、都営浅草線新橋駅から徒歩約4分、東京メトロ各線銀座駅から徒歩約7分でアクセスできる。日本屈指の商業・文化の発信地である銀座のメイン通り至近に位置し、各線の駅からも徒歩圏内のため、ビジネスや観光の拠点として最適な立地だ。1階にエントランスとコンビニエンスストア、2階にロビー・フロント・レストラン、3~16階に客室238室を設けている。
客室は江戸の伝統色を採り入れた3種類のカラースキームで構成している。「KONJIKI(こんじき)」は、上品で温かみのあるゴールドとホワイトカラーを基調としている。特別感のある金色が朝の光と調和することで上質なインテリアとなる。
「SHIROGANE(しろがね)」は、洗練された情緒あるシルバーとホワイトカラーが基調。都会的なイメージのある銀色が、夜景と調和して上質なインテリアとなる。「MURASAKI(むらさき)」は、優美で贅沢なパープルとホワイトカラーが印象的。古来から高貴な色として親しまれてきた紫は、インテリアを華やかに彩る。宿泊料金は1室1名32,100円~。
客室はダブル(154室)、ツイン(70室)、コーナーツイン(14室)を用意した。シングルルームを設けず、18平方メートルのダブルルームを主な客室タイプとしている。ソファのあるくつろぎスペースを設け、ベッドサイズも140センチメートルから160センチメートル幅にサイズアップした。上質感あふれる内装と、より広い部屋でゆったりとした快適な空間を提供する。
さらに、ダブルルームは従来のオーバーヘッドシャワーに加え、「ウォームピラー」(TOTO社製)を導入している。体に沿って流れる湯に柔らかく包み込まれるような浴び心地だといい、柱状になることで外気に触れる表面積が小さくなり、湯の放熱が抑えられる。高い温まり効果により湯船につかるようなリラックス感を演出し、快適な眠りに導く。
「レムプラス銀座」は、国内の観光客はもちろん外国人観光客も多く訪れる銀座に位置し、駅からのアクセスも良い。上質なインテリアと“眠り”にこだわった設備が整っており、ゆったり寛げ癒されるホテルとして注目が集まりそうだ。同社は「レムプラス銀座」のほか、2019年5月15日に「ホテル阪神アネックス大阪」を開業予定だ。
■「remm」公式サイトはこちら。
【参照サイト】
・~眠りをデザインするホテル「remm(レム)」ワンランク上の新ブランド1号店~レムプラス銀座2019年12月24日(火)オープン決定 2019年7月1日(月)より予約受付開始
・~旅や、観光、ビジネス、そして出張を東京の真ん中でもっとプレミアなものに ~レム東京京橋2019年4月3日(水)オープン 決定 2018年11月1日(木)より予約受付開始
(HOTELIER 編集部)