ベッセルホテル開発が埼玉初進出、2020年9月に「ベッセルイン大宮駅前(仮称)」を開業
ベッセルグループのベッセルホテル開発は2019年02月12日、埼玉県さいたま市に県内初進出となる「ベッセルイン大宮駅前(仮称)」を出店することを発表した。同12日に地鎮祭を執り行い、15日に建設工事を着工する。開業は2020年9月を予定。
同社は、西日本を中心に全国に「ベッセルホテル」「ベッセルイン」などのホテルブランド21施設を運営している。2018年7月には、旅行サイトのじゃらんnetによる「泊まってよかったチェーンホテル部門」にて、ベッセルホテルズが2年連続で第1位を受賞するなど高い評価を受けていることも注目だ。
「ベッセルイン大宮駅前(仮称)」は、さいたま市の中心部でありビジネスおよび商業施設が集中する、JR大宮駅東口から徒歩3分に所在する。乗り入れ路線数が東京駅に次いで全国2位である大宮駅は、新幹線・在来線共に乗り入れ路線全ての営業列車が停車し、埼玉県内のみならず全国でも有数のターミナル駅だ。
さいたま市には、盆栽の聖地として知られる「大宮盆栽村」があることから、ホテルコンセプトは「J-PARK(日本の公園)」とし、盆栽の街という特性をモチーフにしたグリーンをテーマに、素材やアートワーク、小物、家具等で空間デザインを表現するという。なお、インテリアデザインはUDS株式会社が担当する。
客室は全198室。ビジネス利用をメインターゲットに、家族連れや団体旅行、そして国内外からの観光客など幅広い客層に対応できるよう、シングルルーム、ツインルーム、トリプルルーム、ユニバーサルルームを用意。また、旅の疲れを癒せる宿泊者専用の大浴場も完備しており、男性大浴場、女性大浴場に加え、各浴場にサウナも備える。
首都圏の中でも、ターミナル駅周辺の宿泊施設数が圧倒的に少ないという声を多く聞く埼玉県。同社の進出を皮切りに、様々なホテルブランドが埼玉県に進出することで、インバウンドニーズを一層高められるだろう。
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【参照記事】
2020年9月「ベッセルイン大宮駅前(仮称)」を新規出店 =株式会社ベッセルホテル開発=
【参照サイト】
【2018年7月】ベッセルホテルズ じゃらん「泊まってよかったチェーンホテル部門」2年連続第1位受賞
(HOTELIER編集部)