【フォーシーズンズホテル東京大手町新規開業】株式会社Sanko IBが 全190室に ルームマネジメントシステムと照明一体型ミラーを導入
通信、IT、ビルディング・オートメーション技術のリーディングカンパニーである株式会社Sanko IB(本社:東京都港区、代表取締役社長 北川 省吾)は、ホスピタリティ業界向けルームマネジメントシステムLUTRON myRoom、及び、全面にアートを施したテレビ・照明一体型ミラーを2020年9月1日(火)オープンのフォーシーズンズホテル東京大手町の全190室に導入した。
LUTRON myRoomとはホスピタリティ業界向けに開発されたルームマネジメントシステムで、世界中で展開されているラグジュアリーホテル約250,000室に導入実績がある。また多くの著名デザイナーが手掛けたホテルに採用されている。
Sanko IBのビルディング・オートメーション・システムNiagara Framework®との連携により、客室の扉を開けた瞬間に、照明とカーテンが連動したおもてなしの演出「ウェルカムシーン」や夜景を楽しむための「ナイトシーン」といった各種シーン設定、照明の調光やカーテンの開閉、エアコンの制御をボタン1つで再現し、エアコンの自動制御やカーテン制御でさらに大幅な省エネを実現する。オペレーション面では、PMSによるチェックイン、チェックアウトおよび人感センサーによるゲストの在室・不在、MUR(Make Up Room)、DND(Do Not Disturb)といったホテルステータスの一元管理を実現する。
バスルームには、世界的なデザイナーであるジャン・ミシェル・ギャシー氏が率いる、「デニストン・インターナショナル・アーキテクト・アンド・プランナーズ」がデザインを手がけたエングレービングによるオリジナルアートが施された最大幅2800mm、高さ1700mmの大型ミラーが採用された。さらに一部のグレードの客室では、ミラー中央にテレビが埋め込まれた芸術性とエンターテインメントが融合した本邦初の製品となっている。
■ルームマネジメントシステムの主な特徴
- 空調、照明、カーテンだけでなく、様々なホスピタリティ業界向けシステム、客室管理システム、ビル管理システムなどとの連携、統合および、中央管理が可能
- 空調や照明の低電力化
- データ蓄積によるトレンドの把握と業務改善
- 在室・不在、チェックアウトなどの客室の状態やゲストの要望を一括管理するユーザーインターフェースのフルカスタマイズとオペレーションの効率化
■照明一体型ミラーの主な特徴
- ミラー全面へのレーザーエングレービングによるオリジナルアートの施工が可能
- 照明が一体化したシームレスな大型ミラー
- リモコン操作によるテレビ視聴
■フォーシーズンズホテル東京大手町について
フォーシーズンズホテル東京大手町は、常に進化を遂げ続ける東京の街に、2020年9月1日にオープンした。遠くに富士山を望み、眼下には皇居の森が広がる眺望が広がり、最高水準のホスピタリティより創出する次世代のラグジュアリーとライフスタイルを提供する。
アメリカ合衆国でもっとも大きい建築設計事務所、スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(Skidmore, Owings & Merrill)が手掛けた、39階建てビルの最上階の6フロアにあり、ホテルインテリアは、ジャン・ミシェル・ギャシー(Jean-Michel Gathy)率いるデニストン(Denniston)によるもので、日本の美学と360°のパノラマビューを活かしたデザインになっている。
東京メトロと都営地下鉄が乗り入れる大手町駅より直結、ターミナルである東京駅からも徒歩圏内。都内のみならず日本の各地への移動にも便利である。
株式会社Sanko IBでは、ホスピタリティ業界の様々なグレードのビジネスに貢献すると共に、今後も同社のサービスを活用し、ホスピタリティ業界のみならず、公共施設や病院、オフィス環境など様々なシーンへの導入も検討していると語っている。
【参照サイト】株式会社Sanko IB、LUTRON myRoomとアートを施した照明一体型ミラーを導入
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「HOTELIER 編集部」