「AirHost PMS」と「ねっぱん!」が連携、集客力アップと業務の効率化が可能に。
合同会社エアホスト(本社:神奈川県川崎市、代表:尾畠隆志)が提供するクラウドサービス『AirHost PMS』は、株式会社クリップス(本社:新潟県新潟市、代表取締役:阿部広則)が運営する無料のクラウド型サイトコントローラー『ねっぱん!』と、5月23日よりシステム連携を開始した。
2015年創業のエアホストは、民泊ホスト向けに運用代行サービスなどを提供している。『AirHost PMS』は、サイトコントローラー(各チャネル一括管理)機能と、PMS(予約・リスティング管理)機能を併せ持っており、約8,000室への導入実績がある。
『ねっぱん!』は、複数の宿泊予約サイトの在庫・料金・予約情報を一括で管理できる、宿泊施設向けのサービスだ。宿泊施設が各サイトの管理画面を開き、部屋と料金の登録にかけている労力を軽減することで、魅力的なプラン作成といった集客のために割く時間を増やすことができる。また、楽天トラベルに登録している宿泊施設は初期費用・月額利用料ともに完全無料で利用でき、7,300軒以上の導入実績がある。同サービスの詳細はこちら。
「住宅宿泊事業法(民泊新法)」の施行と「旅館業法」の規制緩和が6月15日に予定され、多くの宿泊施設で集客力の強化やコスト削減など運営方法が見直され始めている。エアホストでは、こういったニーズに応えるため『ねっぱん!』とシステム連携し、ホテル・民泊の枠を超えた協力な集客チャネルの利用を可能にするという。
システム連携により『AirHost PMS』ユーザーは、同サービスが直接サポートしていない楽天トラベル・じゃらんnet・一休.comなど、クリップスが対応する60以上の国内大手ホテル系OTAからの集客チャネルおよび集客増加に繋げられる。
『ねっぱん!』ユーザーのメリットは、民泊系予約サイトからの集客力を100%活用可能になることだ。『AirHost PMS』がサポートする民泊系OTAがすべて利用可能になり、これまで手動で操作が必要だった同サイトでの販売・カレンダー同期も、すべて自動で反映される。加えて、ホテル系OTAの在庫数と同数の民泊OTAリスティングを紐づけて管理できる。
「部屋割り機能」で、連泊などを意識した空室管理も効率良く行える。ホテルや旅館などで複数の部屋在庫を持つルームタイプでは、オンラインで「部屋割り機能」を利用できる。自動で部屋割りを最適化する機能もあるため、作業コストを大幅に削減できる。さらに、『AirHost PMS』が提供するPMS機能を利用することで、「自動メッセージ」「清掃管理」「分析・レポート機能」「メッセージ一元管理」「自動割引」「会計機能」「鍵管理」など、多くのPMS機能を利用でき、日々の業務の自動化・効率化を達成できる。
エアホストでは無人チェックイン運用に向け、自動決済機能・スマートロック等のキーソリューション・チェックイン機能との連携をしながらシステム開発を進めている。同時に、さまざまな宿泊予約サイトと連携させることで、どんなタイプの宿泊施設でも利用できるツールを目指しているという。同社は、「宿泊施設の業務効率化を支援することで、お客様の満足度の向上に貢献してまいります。」と述べている。
【参照記事】
エアホスト、『ねっぱん!』とAPI連携を発表-ホテル・民泊の境界線がなくなり、両予約サイトからの集客強化で売上最大化へ-
【コーポレートサイト】
・合同会社エアホスト
・株式会社クリップス
【サービスサイト】
・AirHost PMS
・ねっぱん!
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(HOTELIER 編集部)