雑居ビルをリノベーションした「STAY in the City AMEMURA」が大阪・心斎橋に8月29日開業
ホテル・ホステルの企画や運営事業などを手掛ける株式会社TRASTA(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:木地貴雄)は、2018年8月29日に大阪・心斎橋アメリカ村にて、訪日外国人観光客や国内旅行者がターゲットのホテル『STAY in the City AMEMURA』を開業する。予約は、2018年8月初旬より開始する。
近年、多くの地方公共団体にて、遊休土地や遊休不動産の増加が深刻な問題となっている。また、雑居ビルや空きビル、空き地などの増加も、地域の活力を奪い衰退を進行させる要因だ。同社はこの社会問題に着目し、遊休土地や遊休不動産をホテルにリノベーションすることで、遊休不動産の活性化やホテルを中心としたエリア価値向上と、年々増加する訪日外国人によるホテル客室不足問題の対応、さらにアメリカ村の街の活性化も目指すという。
新ホテルは「アメ村のカルチャースポット」を目指しており、雑居ビルだった建物を“アンダーコンストラクション”をテーマにリノベーションした。客室は、旅のスタイルに合わせて選ぶことができるドミトリールーム・ツインルーム・アメムラテラスルームの全3種類を用意している。ツインルームやアメムラテラスルームは“都会の真ん中で味わえる解放感”をテーマに、グループ・ファミリー・カップル・友人同士などの宿泊ニーズに応える。
ホテルの1・2階には、株式会社トランジットジェネラルオフィス(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村貞裕)がプロデュースした、ベトナムレストラン&バル「SOBER TIGER BANH MI STAND AND BAR」が併設する。同社は、アパレルブランドや企業とのカフェ・レストランなどを約90店舗、関西では大阪を中心に飲食店を現在13店舗展開しており、2017年に「外食アワード」にて外食事業者部門を受賞した。
1階には、ベトナミーズとして現地で親しまれているサンドイッチ・バインミー専門のスタンド、2階にはレストラン&バルを設けた。ランチでは、バインミー・フォー・ボブンなどのカジュアルベトナミーズをセルフで気軽に楽しめる。ディナーでは、生春巻きなどの本格的なベトナム料理やおつまみを提供する。これらの料理に合わせ、オリジナルのアルコールも提供する。
さらに、“アメ村のための、アメ村っぽい、アメ村なカルチャースポット”を目指した「スナック KYU」もオープンする。同施設では、地域の常連を巻き込んだコミュニティスペースとしての利用もできる。宿泊者と地域の人の交流の場を提供し、地元の人だからこそ知っているユニークな観光所や美味しい飲食店、ディープなスポットの情報に観光客が触れる機会を創るという。同施設の空間は、京都でグラフィックやイラストレーションのムーブメントを牽引するショップ兼ギャラリー「VOU/棒」がアートディレクションし、グラフィックデザイナーの三重野龍や、関西を拠点に活躍するアーティストが集結し構成した。
■「STAY in the City AMEMURA」概要
所在地:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-18-15
アクセス:大阪国際空港より電車・バスで約45分、関西国際空港より電車・バスで約1時間、御堂筋線「心斎橋駅」より徒歩 7 分/「なんば」駅より徒歩10分、四つ橋線「四ツ橋駅」より徒歩5分
客室基本設備 :[Amemura Terrace(アメムラテラス・定員4名)]テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、リビングソファセット、ダイニングソファセット、浴室、洗面、トイレ、独立バルコニー(テーブルセット完備)
[個室(ツイン・定員2名)]テレビ、冷蔵庫、ドライヤー、ユニットバス、トイレ、デスク完備
[ドミトリー(定員18名2室、定員6名4室、定員4名5室)] シャワー、洗面、トイレ(一部除く)、プライベートカーテン付き、各ベッドに備え付けの読書灯、コンセント有り(2口)、セキュリティロッカー
【コーポレートサイト】
・株式会社TRASTA
・株式会社トランジットジェネラルオフィス
・VOU/棒
(HOTELIER 編集部)