東急ステイが大阪発進出、東急不動産と共にホテルとマンションの複合開発プロジェクト着手。
2月27日、東急不動産株式会社と東急ステイ株式会社は、大阪市中央区久太郎町にて、都心居住の新しいカタチを目指すホテルとマンションの複合開発『久太郎町プロジェクト』に着手したことを発表した。東急不動産がホテルとマンションの開発を行い、東急ステイがホテル運営を行う。同プロジェクトは、東急ステイにとって大阪発進出となる。
東急不動産ホールディングスグループ株式会社では、「新しい物語が生まれる街づくり」がコンセプトの『LIFE STORY TOWN』を展開している。このたびのプロジェクトにおいて、開発・管理・運営を一貫して行い、ホテルとマンションを一体開発することで、新たなライフスタイルを提案する。
複合施設は、2017年3月15日に東急不動産が取得した、イトキン大阪本社跡地に建設する。関西圏屈指のオフィス街である本町エリアに位置し、大阪梅田・なんばエリアへのアクセルも良い。また、近隣に大型スーパーや商店街があり、飲食店も豊富で生活環境が整っている。ホテル立地としても、アクティブな暮らしが実現できる都心マンション立地としても優れている。
ホテルは東急ステイの最大規模となる。洗濯乾燥機を備えた客室を多く設け、宿泊客の快適さをサポートするという。ビジネス要素・レジャー要素の双方を取り込むべく、豊富な部屋タイプを用意し、一泊でも中長期滞在でも快適な空間を提供する。エントランスドアにカードキーシステムを採用し、エレベーターもこのカードキーがないと作動しない。客室フロアには宿泊客以外立ち入れないセキュリティシステムだ。
マンションは、東急不動産が提案する“住む” “貸す”自在な都市型レジデンス「BRANZ プレミアムコンパクト」シリーズの分譲マンションだ。購入者自身が住むときの快適さだけでなく、将来ライフスタイルが変化したときの運用のしやすさも兼ねており、資産として多様な価値を見出せるという。1階の共有部分には、空調設備を完備した全住戸数対応のトランクルームを設置する。
ホテル内のサービスはマンションの入居者も利用可能で、ホテルライクな都心居住のライフスタイルを提案するという。衣類のクリーニング・宅配の取り次ぎなどを行うコンシェルジュ機能、ホテルをゲストルーム感覚で割引利用できるサービスなどを検討している。
【参照記事】
大阪・堺筋本町でホテルとマンションを複合開発/東急ステイが大阪初進出/東急不動産
【参照サイト】
新しい物語が生まれる街づくり「LIFE STORY TOWN」 「久太郎町プロジェクト」始動 ~都心居住の新たなライフスタイル提案 ホテルとマンションの複合開発~
(HOTELIER 編集部)