「泊まれる公園」が静岡県沼津市にオープン。青少年自然の家の施設をリノベーション

静岡県沼津市の愛鷹運動公園(沼津市足高)敷地内に、「東京R不動産」などを運営するオープン・エーがリノベーションと運営を手がける宿泊施設「INN THE PARK(イン・ザ・パーク)」が、10月7日開業した。

同施設は、今年3月末に閉鎖した「沼津市立青少年自然の家」を「泊まれる公園」をコンセプトにリノベーションしたもの。およそ9,000平方メートルの敷地内に、旧青少年自然の家の資産を活用した施設が並び、「テントエリア」、「旧宿泊棟」、「旧管理棟」などが7日からオープン。今後も「工芸館」や「キャンプファイヤー場」などが順次サービスを開始する予定だ。

テントエリアでは、定員2名のドーム型テントが3張、テナントエリアの中央には周囲の樹木を利用して吊り下げた、目を見張るドーム型のテント。ドームは夜間になるとライトアップされ幻想的な雰囲気が演出されるほか、大きなビニール製の窓から夜は星空を眺めることができるという。

2段ベッドが4台入っていた旧宿泊棟は、ダブルベッド2台に変更し一棟貸しとする。最大8人が宿泊できるスペースとなっており、複数の家族で利用できるよう余裕のある造りに変更したという。

食事は地元商店との提携を行い、沼津産を中心とした食材で提供。レストラン形式でバーベキュースタイルの食事を楽しむことができるほか、屋外のダイニングスペースには今後バーカンターも設置するという。同ホテルは付加価値の高いサービスの提供を目指している。

また、体験型アクティビティとして、星空観察、野草・山菜の採取調理、昆虫採集、写真教室、ヨガ、アロマ、料理教室など様々なワークショップの展開も計画されている。宿泊、飲食、体験型アクティビティの3つの要素を組み合わせた宿泊施設となっており、あらゆる年代層が楽しめる施設となりそうだ。

最近では、長崎ハウステンボスのロボットが接客をする「変なホテル」を皮切りに、千葉県館山市にあるお化け屋敷一体型ホテル「臨怪荘」などユニークなコンセプトのホテルが続々とオープンしている。滞在そのものが目的となる「デスティネーション型ホテル」は今後も進化を続けていきそうだ。

【参照記事】
・沼津の公園内に「泊まれる公園」ホテル 空中に浮くテントも
・日本初、泊まれる公園「イン・ザ・パーク」誕生 球体テントへの宿泊が新しい

(HOTELIER 編集部)


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