最先端IoTデバイス導入ホステル、浅草に4月オープン。訪日外国人の宿泊自体を観光の一つに
簡易宿所の企画、開発、運営を行う株式会社PLAY&Co(本社:東京都渋谷区、代表:鈴木学)が2016年11月に設立され、同社の初となるホステル「&AND HOSTEL ASAKUSA North」が4月5日、浅草にオープンした。
今回のホステルは、最先端IoTデバイスを集結させたIoT体験型宿泊施設「&AND HOSTEL」の企画、プロデュースを行うand factory株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:小原 崇幹氏)から受託したもの。and factoryは、2016年8月福岡・博多に、「&AND HOSTEL」をオープンさせている。シリーズでは、浅草店は2号店目となる。
ターゲットは、訪日外国人観光客。旅行スタイルの多様化を受け、低価格帯ホテルの需要がさらに高まると見据え、不動産業を行う株式会社オフィスバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森村 泰明氏)と、その子会社であり不動産のコンバージョンやリノベーションを行う株式会社Rバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森村 泰明氏)と協働して今回の開業となった。また、PLAY&Coは今後もand factoryとアライアンスを組み事業展開を図るという。
近年、浅草では2012年にオープンした「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」を皮切りに、「Bunka Hostel Tokyo」や、「WIRED HOTEL ASAKUSA」など、コンセプトのあるホステルの開業が相次いでいる。最先端IoTデバイスを導入した「&AND HOSTEL ASAKUSA North」は、チェックイン/チェックアウト、空調管理や観光案内、睡眠管理など滞在中のあらゆるシーンで、IoT体験が可能となる。他のホステルとの差別化をはかり、宿泊自体をひとつの観光目的として価値を創造していく。
【参照】
・ローコスト・ハイクオリティな宿泊施設の企画オペレーション会社を設立
・日本初のIoTデバイスを集結させたスマートホステル「&AND HOSTEL ASAKUSA North」、4月上旬にオープン
(HOTELS.Biz 編集部)