都営交通とAirbnb、訪日客に向けた観光プログラム「TODEN LIFE TOURISM」を開始
東京都交通局は世界最大級の民泊予約サイトを展開するAirbnb Japan(エアビーアンドビー)と協力し、外国人観光客に“東京さくらトラム(都電荒川線)”沿線の魅力を発信するために、「沿線の暮らし」を体験できる「TODEN LIFE TOURISM」を2019年1月17日(木)から開始すると発表した。
東京さくらトラム(都電荒川線)沿線には、生活文化や遊びなど昔ながらの日本の暮らしが今も息づくエリア。「TODEN LIFE TOURISM」は、そんな“沿線の暮らし”を体験できる、沿線に住む生活文化の魅力を伝えていく外国人観光客に向けのプロジェクトだ。
東京都が経営する都営交通は、100年以上の歴史を持つ地方公営企業。現在は都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナー、モノレールの運行を行っており、一日平均約352万人(平成29年度)が利用する、人々の生活に欠かせない交通インフラだ。
同プログラムには、以下の5種類の体験プログラムを用意している。(※表示価格は全て1月17日時点のもの、税抜)
- ミニ厨房庵/ドールハウス小物制作 ※価格:2,000円
ドールハウスパーツの制作工程を見学し、ミニチュアフードを制作 - (有)三味線かとう/三味線演奏体験 ※価格:2,000円
三味線の製造工程やメンテナンスなどを見学し、2F ライブスペースにて視聴、演奏を体験
(体験者には三味線の撥(ばち)キーホルダーをプレゼント) - (有)竹中雛人形製作所/カードケース製作 ※価格:1,000円
雛人形の製作工程などを見学し、人形製作で用いる金襴(きんらん)を使用してカードケースを制作 - バッグ工房ヴィドゥルス/日本古来より小物入れとして使われていた ※価格: 6,000円
信玄袋(巾着袋)を制作 - 手描き友禅 笠原以津子/手描き友禅 ※価格:ハンカチ2,200円・トートバック3,300円
ハンカチ・トートバックに手描き友禅を施す
予約については1月17日よりAirbnbを通じて開始する。また同プログラム実施にあたり、Airbnb体験ホストへの参画をイメージしやすくするために、プログラムを体験する外国人観光客の様子を描いた「TODEN LIFE TOURISM プロジェクトムービー」を都営交通公式チャンネルにて公開。
カードケース制作やミニチュア工作など細かい作業に苦戦する様子や、完成したものに感激する様子など初めての体験にワクワクしながら、東京さくらトラム(都電荒川線)エリアを楽しむ姿を見ることができる。
■都営交通公式チャンネル Tokyo TOEI Transportation Moviesはこちら
■「TODEN LIFE TOURISM」特設ページはこちら
【参照記事】
都営交通とAirbnbがコラボ 外国人観光客へ“東京さくらトラム(都電荒川線)”エリアの知られざる魅力を発信
(HOTELIER編集部)