「WithTravel」の検索対象が拡張、日本国内に加え世界218ヵ国・地域の約55万件の宿泊施設を検索・比較可能に
株式会社WithTravelは2019年1月10日、ホテル・旅館・民泊・別荘の一括検索サービス『WithTravel』の検索対象を、同日より日本国内から世界218ヵ国・地域にある約55万件の宿泊施設に拡張すると発表した。
『WithTravel』は、独自のビッグデータとAIを駆使した宿泊施設検索サービスだ。全世界の旅行者が快適に宿泊施設の検索ができるよう、日本語だけでなく英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語など多言語に対応している。
「行き先」「日付 」「人数」の基本条件や、「価格帯」「施設種別(ホテル・旅館か民泊か)」「設備内容」を細かく指定することで、最適な宿泊先をスムーズに見つけることができる。このほか、宿泊先のお気に入り登録や検索履歴の閲覧など、快適にサービス利用を継続できる機能も充実している。
2018年12月には、ユーザーの検索条件に合わせた最新の料金情報をメールで知らせる「プライスアラート」機能をリリースした。毎回宿泊施設の料金変動の確認をしなくても、希望検索条件にて宿泊施設の料金変動があった場合のみ、最新の情報を受け取ることができる。
これまで『WithTravel』では、日本国内の約6万件の宿泊施設を検索できた。このたび検索対象を拡張したことにより、日本国内はもちろん海外旅行先の宿泊施設の検索・比較が可能となる。同社の代表・春山佳久氏は「検索対象エリアを全世界に拡張することで、インバウンド、アウトバウンドともに宿泊施設の検索・比較ができるようになった。より多くの旅行者がWithTravelを活用し、最適な宿泊施設を発見できるように今後も機能開発を進めていきます」と述べている。
WithTravelは2018年に複数の企業と業務提携し、より多くの宿泊施設を検索できるようサービスを拡大していた。2018年10月には、ゆこゆこホールディングス株式会社が提供する温泉旅館・ホテル宿泊予約サービス『ゆこゆこネット』とシステム連携し、同じく10月に楽天LIFULL STAY株式会社が提供する民泊・宿泊予約サイト『Vacation STAY』とシステム連携した。さらに11月には、Ctrip International Travel(Hong Kong)Limitedが提供する旅行商品のワンストップ予約サービス『Trip.com』とシステム連携した。
同社は“旅をより身近にスムーズに”をコンセプトに、インバウンド利用の高まりが想定される旧正月、桜の季節、アウトバウンド需要が高まる大型連休に加え、受験シーズンや日々の出張シーンにも、新たな旅行体験と快適なユーザーエクスペリエンスを届けるという。今後も継続的により多くの旅行サイトと業務提携し、世界218ヵ国・地域の55万件を超える宿泊施設を、横断的に一括検索できるサービスを開発していく考えだ。
同社は「旅行者がより楽しく、リーズナブルに旅をしてもらいたい」という“旅行者ファースト”の気持ちから、2018年3月に創業した。世界中の約55万件の宿泊施設を検索できるようになったことで、『WithTravel』を利用し日本から海外へ、海外から日本へ訪れる旅行者が増えるだろう。
同サービスの検索結果ページには地図上に宿泊料金が表示されることから、行きたい観光スポットの近くの宿泊施設を検索・比較することも簡単だ。今後どのような“旅行者ファースト”の機能が充実していくのか注目していきたい。
■「WithTravel」公式サイトはこちら。
【参照記事】
218の国・地域が対象に! ホテル・旅館・民泊・別荘の一括検索サービス「WithTravel」が検索エリアを全世界に拡張
【参照サイト】
・ホテル・旅館・民泊・別荘の一括検索サービス「WithTravel」が新機能のプライスアラートをリリース
・ホテル・旅館・民泊の一括横断検索サービスサイト「WithTravel」、ゆこゆことホテル・旅館事業で業務提携
・ホテル・旅館・民泊の一括横断検索サービスサイト「WithTravel」、楽天LIFULL STAYが提供する「Vacation STAY」とシステム連携
・ホテル・旅館・民泊の一括横断検索サービスサイト「WithTravel」、Trip.comと宿泊事業で業務提携
(HOTELIER 編集部)