フォーブスが運営するホテルチェーンに「メトロエンジン」を導入、AIによる価格設定で業務効率化を図る。
株式会社フォーブス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松﨑充宏)は4月16日、同社が運営するホテルチェーンの宿泊料金の価格設定に、メトロエンジン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良介)が運営するホテル・旅館向け客室単価設定ツール『メトロエンジン』を導入すると発表した。
ホテルやレストランの経営・企画・運営などを行う株式会社フォーブスは、以下の3ブランドを展開し、計25店舗・3,100室を運営している(2018年4月15日現在)。このうち、まずは後楽園店と池袋店に『メトロエンジン』を導入し、順次全国の施設への導入を検討している。
・ホテルウィングインターナショナル
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・ホテルウィングインターナショナルセレクト
『メトロエンジン』の導入により、業務の効率化と適正価格での販売および収益の最大化を見込んでいる。これまでは過去のデータ分析に基づき需要予測をしていたが、リアルタイムに収集されるビッグデータを活用し、AIが分析して価格設定を行う。また、同ツールのAIを活用したレピュテーション管理機能により、ゲストの声を素早く運営に取り込み、より一層サービス向上に努めるという。
『メトロエンジン』は、競合宿泊施設の客室単価・レビュー・部屋の写真・民泊の物件情報といった、宿泊客の「予約行動」に関わるビッグデータを毎日収集している。リアルタイム・データに基づき、人工知能を用いた徹底的な分析と客室単価の算出を行うだけでなく、算出された客室単価が適正か否かを機械学習により繰り返し検証させ、収益の最大化を実現する手助けをしてくれる。『メトロエンジン』の詳細は、こちらから。
メトロエンジン株式会社は同ツールのほか、民泊運営の自動化をサポートする世界初のツール『民泊ダッシュボード』や、民泊運営に特化し騒音や温度などを24時間監視するサービス『point.』などの運営を行っている。
【参照記事】
【ホテルウィングインターナショナルチェーン】客室単価設定にAIの本格活用へ 「メトロエンジン」の正式導入を発表
【コーポレートサイト】
・株式会社フォーブス
・メトロエンジン株式会社
【サービスサイト】
・ホテルウィングインターナショナル
・メトロエンジン
・民泊ダッシュボード
・point.
(HOTELIER 編集部)