株式会社Loco Partners、合法宿泊施設を掲載した「Vacation Home」を本日より提供開始。
株式会社Loco Partnersは、2018年6月の住宅宿泊事業法(民泊新法)施行を見据え、2018年1月23日(火)より新施設種別「Vacation Home」の取り扱いを開始すると発表した。
「Vacation Home」の対象となるのは、すでに旅館業法における簡易宿所の許可を取得している町家・古民家・貸別荘などの宿泊施設。また、6月に施行される住宅宿泊事業法(民泊新法)の対象施設も提供する予定だ。
株式会社Loco Partnersは一流ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux」(リラックス)を運営。全国各地の一流ホテル・旅館への宿泊経験があるReluxの審査委員による厳しい審査を行い、心からおすすめできる宿泊施設だけを厳選して紹介している。
近年は従来のホテルや旅館に加えて、グランピング・一棟貸し・コンセプチュアルなホテルなどユニークな宿泊形態の誕生により旅行者の選択肢も増え、価値観に合う多様な宿泊体験を楽しめるようになった。消費者の多くは「体験から得られる価値」に重きを置いていることから、「Vacation Home」は「もうひとつのわが家」をコンセプトに宿泊者のニーズに合う新しい宿泊サービスを提案し、満足度の高い宿泊体験を実現することを狙っている。
「Vacation Home」では合法施設のみの提供、全施設で即時予約可能、宿泊費の5%をポイント還元するといったサービスが特徴だ。施設はエリアのほか宿泊者が思い描くテーマから探すこともでき、例えば「一棟貸切の貸別荘で愉しむ旅」「大自然に抱かれるプライベートヴィラ」などがある。
大手企業の民泊事業参入が相次ぎ、宿泊予約サイトでも新法施行を見据えた動きが加速している。「楽天LIFULL STAY」は、同法施行後に開設予定の民泊サイト「Vacation STAY」(仮称)に掲載する民泊物件の登録受付を3月15日から開始すると発表した。
現状では、住宅宿泊事業法(民泊新法)の届出物件を掲載できるか未定の宿泊予約サイトもあるが、今後は新法施行に向けて予約受付ができるサイトが増えると予想される。
【参照記事】
高級ホテルの予約サイト「Relux」、住宅宿泊事業法を前に民泊・貸別荘向けサービス提供を開始
【参照サイト】
一流ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux」が「Vacation Home」の提供開始「もうひとつのわが家」をコンセプトに、体験価値の向上を図る
(HOTELIER 編集部)