（株）ドンキホーテホールディングス（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：大原 孝治 氏）は2018年8月13日、同社を事業主とする渋谷駅周辺の大型開発プロジェクト「（仮称）渋谷区道玄坂二丁目開発計画」を発表した。

計画地は、旧・ドン・キホーテ跡地。敷地面積5737平米の土地に、地上28階・地下1階、高さ120メートルのビルを建設し、店舗や事務所、ホテルの複合開発を計画している。

区画整理・工事は2018年9月から2020年12月（予定）に実施し、新築建物は2019年1月に着工。竣工は2022年4月を予定しているという。

今回のプロジェクトでは、渋谷を拠点に暮らす・訪れる・働く人々をターゲットとした商業サービスを提供する計画。対象地域の課題だった繁華街裏側の大規模な空き地、老朽化した擁壁、耐震性の低い建物などの解消にもつなげるほか、渋谷全体の回遊性向上に貢献、行き止まり道路の撤廃を進め、防犯・防災性の向上にも役立たせるものとしている。

新ホテルの共用部には災害時の帰宅困難者受け入れスペースの設定や、防災備蓄倉庫も配備する計画だという。

■「（仮称）渋谷区道玄坂二丁目開発計画 」概要
所在地：東京都渋谷区道玄坂二丁目１番６号 外
建物高さ：116ｍ（最高 120ｍ）
規模 ：地上 28 階建、地下１階　※建築基準法上（地上 27 階建、地下２階）
主要用途：店舗、事務所、ホテル、駐車場、駐輪場
敷地面積：5,737.48平米（1,736 坪）
延床面積：40,950平米（12,387 坪）
構造 ：鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造

【参照記事】
ドン・キホーテ、渋谷・道玄坂に大型複合施設。28階建てのビルに店舗やホテルなど
【参照サイト】
「（仮称）渋谷区道玄坂二丁目開発計画」について 
【コーポレートサイト】
（株）ドンキホーテホールディングス
【サービスサイト】
ドン・キホーテ

（HOTELIER 編集部）