アートスペース併設のホステル「The Micro Museum Hostel 上野」2019年2月に開業

一級建築士事務所・株式会社建築商売がプロデュースするコンセプチュアルホステル「The Micro Museum Hostel 上野」が、鶯谷に2019年2月にオープンする。運営はOUR SPACE株式会社が担う。

建築商売は、全国に増え続ける空き家を「コンバージョン」「リノベーション」「イノベーション」で新しい付加価値をつけ再生することをミッションとしている。中古不動産を住宅・テナント・オフィス・シェアハウス・シェアオフィスなどに再生し、これまで多くの不動産オーナーや投資家の資産管理・運用をサポートしてきた。2017年4月よりホステルオーナーフランチャイズシステムを発足し、ホステル事業の全国展開をしている。体験型宿泊施設においては、「ただ泊まるだけでなく宿泊という経験も思い出にしてほしい」という想いでプロデュース・運営を行なっている。

また、運営会社であるOUR SPACEは、都心の空き家・空きビルをさまざまなコンセプトで有意義な用途にリノベーションし、未来に向けた「OUR SPACE(共有空間)」として活用する事業を行っている。都心に発生する「見放されたスペース」に第二の価値を与え有効活用し、所有者・運営者・利用者、そして主役である「空間」にベネフィットが生まれるような開発を目的としている。

どこか懐かしさを感じる街並みの鶯谷は、山手線と京浜東北線が乗り入れ、根岸や上野などにも近いことから近年観光客が増加している。このたびオープンするホステルは『The Micro Museum Hostel』という名の通り、小さな美術館を備えている。周りの空間から異色の光を放ち目を引くファサードは、鉄細工作家の三井亮氏が手掛けた。

ミニマルでスタイリッシュなホステルは、白を基調とした清潔感のある施設だ。24ベッド用意し、ドミトリータイプのほか2人部屋・4人部屋の個室タイプがあり、ゲストのニーズを満たすバリエーション豊かな客室を提供する。

ホステルに併設するアートスペース「The Micro Museum 鶯谷」では、新進気鋭のアーティストたちの作品が月替わりに展示される。アートを身近なものに感じてもらえるよう、宿泊者だけでなく地域のゲストも自由に観覧できるスペースとなっている。同施設では「地域とアート」「宿泊者とアート」をつなぐ役割を担うことを目指しているという。

2017年に東京都を訪れた外国人旅行者は約1,377万人・対前年比5.1%増だった。東京都が発表した『平成29年 国別外国人旅行者行動特性調査』によると、東京都内で外国人が訪問した場所では、鶯谷に近い上野エリアは33.7%となった。また、上野エリアに訪れ一番満足した行動では“美術館・博物館の探索”が最も多い14.9%だった。エリアを絞らずに調査した「訪都中に行った活動」を見ても、“美術館・博物館の探索”と答えた人は15.3%で、“宿泊施設での滞在を楽しむ”と答えた人も30.8%と多く見られた。

訪日外国人が上野エリアに訪れるときには、「アートに触れたい」という気持ちが強いと考えられる。「The Micro Museum Hostel 上野」のように、“ホステル×アート”を体験できる施設は珍しい。アーティストの作品が月替わりに展示され、訪れるたびに新たなアートに触れることができるのも魅力の一つだ。同施設は、宿泊はもちろん観光スポットとしても話題になりそうだ。

【参照記事】
日本初!上野エリアでギャラリーがあるホステル 『The Micro Museum Hostel 上野』2019年2月オープン
【参照サイト】
・The Micro Museum Hostel 鶯谷
・THE MICRO MUSEUM
・ホステルフランチャイズ20プロジェクト、500ベッド達成記念! 事業のノウハウを学べるフランチャイズオーナー向けセミナーを 6月9日 東京・渋谷にて無料で開催
・平成29年訪都旅行者数等の実態調査結果
・平成29年国別外国人旅行者行動特性調査の結果

(HOTELIER 編集部)


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