宿泊予約サイト(国内OTA)のまとめ・比較
OTAとは?
Online Travel Agentの頭文字の略称。オンライン上だけで取引を行う旅行会社のことを指す。宿泊施設、航空券の予約、宿泊と航空券をセットで販売するダイナミックパッケージ販売などを行う。
国内OTAを比較
日本企業が運営する国内OTA8社を検証。
楽天トラベル
国内旅行の分野では、リクルートが運営するじゃらんnetなどと共に、代表的な旅行予約ウェブサイトの一つ。日本国内のホテル・旅館・ペンションなどの宿泊施設の登録数は4万件を超える。予約を軸に、高速バスチケットの販売、国内航空会社各サイトの仲介、国際線航空券の販売、また、「楽パック」と呼ばれる国内旅行のダイナミックパッケージと海外旅行のツアー・ダイナミックパッケージを扱っている。
(2021年10月時点の情報)
じゃらんnet
国内旅行の分野では、楽天が運営する楽天トラベルなどと共に、代表的な旅行予約ウェブサイトの一つ。日本国内の旅館やホテルなどの宿泊施設予約を軸に、高速バスチケットの販売、また、国内ダイナミックパッケージの受託販売、国内線航空券・国際線航空券・海外ホテル関係各予約サイトの仲介を行っている。
るるぶトラベル
JTBが運営する、日本国内の宿泊施設に関するオンライン予約を取り扱うウェブサイト。当初は、e-Hotelという名称だったが、2007年3月のサイトリニューアルとともに現在の名称に変更した。宿泊予約は、航空券やレンタカーの予約とセットで行う「るるぶトラベルツアー」のサービスも運営している。
(2021年10月時点の情報)
Yahoo!トラベル
1997年11月27日にサービス開始。当初はエイチ・アイ・エス、近畿日本ツーリスト、神港トラベル(ミックツアーセンター)、東急観光、マップインターナショナル、地球の歩き方(ダイヤモンド・ビッグ社)、ヤフーの提携による海外旅行専門情報サイトとして開設された。2000年に、JTBとヤフーによる合弁会社たびゲーターが設立されると、宿泊施設情報を掲載し、たびゲーターを通じてのオンライン予約サービスを開始した。
(2021年10月時点の情報)
一休.com
2000年5月にサービスを開始。「こころに贅沢させよう」をモットーに、高級旅館・高級ホテルのみを取り扱っている。宿泊施設を限定することで、その他の予約サイトとの差別化を図っている。そのため、客層は富裕層が多く、サイトの利用者の平均年齢は40代。楽天やじゃらんなど他のサイトに比べて高い数値となっている。
(2021年10月時点の情報)
Relux(リラックス)
“どんな未体験に泊まろう。”をコンセプトに、高級旅館・ホテルのみを取り扱っている、株式会社Loco Partnersが運営する会員制宿泊予約サイト。サービスは2013年3月に開始。2015年6月には、海外事業部を立ち上げ、訪日旅行領域におけるサービスを開始。2017年3月にKDDIグループに参入した。
(2021年10月時点の情報)
ベストリザーブ・宿ぷらざ
株式会社ベストリザーブ(英称:BestReserve Co.,Ltd.)は、インターネットホテル予約サイト「ベストリザーブ・宿ぷらざ」を運営する会社。レジャー・ビジネス向けに、約1万軒の国内ホテルや旅館を予約できるサイトだ。ほかに、ホテル向けマーケティングツール「プライスコンシェルジュ」を運営している。
WILLER TRAVEL(ウィラートラベル)
1994年(平成6年)5月24日に大阪府大阪市北区にて株式会社西日本ツアーズとして創業。主に首都圏と京阪神を結ぶツアーバス「Star Express」として取り扱いを開始し、今や全国の高速路線バスよりも安価に移動できる点と、インターネットを積極的に活用した予約システムが高い評価を得て人気を得ている。2018年8月にWILLER EXPRESS JAPANと同社が統括する地域子会社の7社が、WILLER EXPRESS関東を存続会社として合併し「WILLER EXPRESS株式会社」に社名変更した。