コンテナを活用したホテル「TORACO Konohana」がUSJ徒歩圏内に10月31日オープン
株式会社SANTAVELが、全国でも珍しいコンテナモジュールを活用したホテル「TORACO Konohana(トラコ・コノハナ)」を10月31日に開業する。
『TORACO』は、“Transit(トランジット)”と”Cotage(コテージ)”を組み合わせ名付けられた。第一号となる同ホテルはUSJから徒歩圏内に位置し、一日中遊んでたどり着く最後のエリアをイメージして作られた。コンテナの外観に現代アーティストの越ちひろ氏が制作した壁画があり、施設で一番のインスタ映えスポットだという。
客室のインテリアはすべて異なり、国内外で今人気のデザインテーマで表現されている。1基(約14平方メートル)でツインルームとなり、2基連結(約29平方メートル)すると4~5人が宿泊可能だ。4~5人部屋はセパレートトイレで、ユニットバスでは湯船に浸かることができる。全客室にフットマッサージ機とミニキッチンを設置したほか、長期滞在客向けに洗濯機・乾燥機・貸し出しアイロン・貸し出し調理器具・飲料用自動販売機・貸自転車も準備している。
コンテナは中国から輸入したもので、日本の向上で内装を作成しトレーラーで現地に運搬して完成する。現地での作業期間は2ヶ月程度で済むため、天候や近隣住宅への影響を低減できる。さらに、移動可能なコンテナホテルであることから、災害時の被災地での利用や遊休地の一時利用も可能だ。『TORACO』は今後も配置エリアを拡大する予定だ。
■「TORACO Konohana」概要
所在地:大阪府大阪市此花区島屋3-2-20
アクセス:JRゆめ咲線安治川口駅より徒歩約5分
開業日:2018年10月31日
敷地面積:約269.71平方メートル(81.58坪)
施設概要:全5部屋(2人部屋 1室、4人部屋 3室、5人部屋 1室)
構造規模:地上1階
事業者:株式会社S&T HD
運営会社:株式会社SANTAVEL
基本設計・工事監理:株式会社S&T HD
実施設計・施工:株式会社S&T HD
公式サイトはこちら。
【参照記事】
海上コンテナを活用したホテル「TORACO Konohana」がUSJ徒歩圏内(大阪市此花区)に開業!遊休地の一時活用として移動可能なコンテナを使用した新しい土地活用を提案。
(HOTELIER 編集部)