〝まるで本棚の中で眠っているよう〟泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO 京都店」を紹介。

不動産のセレクトショップ「R-STORE」が展開する「BOOK AND BED TOKYO 京都店」。 “泊まれる本屋”をコンセプトに低価格で宿泊できる同ホステルは、2016年12月2日に開業。訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットとしたホステル「BOOK AND BED TOKYO」の2店舗目となる。

R-STOREは、都内中心にデザイナーズ・リノベーション等の物件を紹介する、月間280万PVを誇る日本最大級のセレクト系不動産情報サイト。リノベーション、デザイナーズ、レトロ、ヴィンテージ、賃貸なのに改装可能・・・ おしゃれで、個性的で、こだわりの賃貸住宅ばかりを集めている。

そんなおしゃれな不動産が運営する「BOOK AND BED TOKYO 京都店」について紹介する。

最大5,000冊収納可能な本棚に本や漫画がぎっしり!

 館内には数多くの本や漫画、雑誌が置いてある。フロアの中央に最大5,000冊収納可能な本棚が島のように配置。そして、天井からは無数の本がぶら下がっている。まさに読書好きにはたまらない場所だ。

周囲にはテーマカラーの青いソファーが設けられているので、ゆっくり腰をかけて読書を楽しめる。本の種類は、恵文社選書の幅広いジャンルをカバーした2500冊の本や、英語の本、日本の旅行ガイドも充実している。

恵文社一乗寺店とは?

恵文社は、京都の一乗寺にある「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」。

とにかく新しい本を紹介するだけの本屋ではなく、一冊一冊スタッフが納得いくものを丁寧に紹介したい。ただ機能的に本を棚に並べるのではなく、思わぬ出会いにぶつかるような提案がしたい。即席の情報や知識を得るためのツールとしてだけではなく、本の持つアナログ感、情報伝達のスローさなどを大事にしていきたい。

そんな思いから、本を厳選している本のセレクトショップだ。

プライベート空間が保たれたおしゃれな寝床

寝床はおしゃれなカプセルタイプで、全20床。本棚の中で眠れる「BOOKSHELF」と、鴨川を見ながら読書ができる「RIVER VIEW」の2種類。さらに「BOOKSHELF」は部屋の大きさ別に「STANDARD」と「COMPACT」から選べる。寝床にはブックライト、プライベートカーテン、ハンガー、専用コンセントが設けられている。もちろんWi-Fiは無料。

居室サイズは、STANDARDタイプが220×110cm、COMPACTタイプが220×90cm。価格は、STANDARDタイプが5,300円(税込)〜、RIVER VIEW COMPACTが5,300円(税込)〜、BOOK SHELF COMPACTは4,800円(税込)〜となっている。なお、土日祝前日、ハイシーズンなどは変動がある。

ちなみに、鴨川を一望できる「RIVER VIEW COMPACT」の居室には窓があり、夏の時期、大文字焼きをプライベート空間から独占鑑賞することができる。1床しかなく、普段も窓ごしに鴨川を観れるとあって人気の床となっている。

シャワー、トイレ、洗面所は共同での利用となる。24時間利用可能。

また、宿泊せずにBOOK AND BED TOKYOの空間を気軽に楽しめる、デイタイムプランもご用意。価格は1時間ごとに540円(税込)〜、フリータイム1,620円 (税込) 〜となる。時間は13:00〜17:00の間。なお、デイタイムは個室とシャワーの利用はできない。

入り口すぐには、バースペースが。京都産を中心に数種類の地ビールを宿泊者向けに販売している。常備10〜15本取り揃えているという。地ビールを飲みながら読書をするのもなかなか至福の時間だ。

立地は祇園の街のど真ん中! ビルの9階に位置

BOOK AND BED TOKYO 京都店は、観光客が賑わう祇園の街のど真ん中にある。最寄り駅となる京阪電鉄「祇園四条」駅からは徒歩30秒という好立地。京都駅からタクシーで10分の場所で行けるアクセスの良さがウリだ。

テナントが位置するのは、祇園のランドマーク「京都四條 南座」の四条通を挟んだ向かい。日本最古の劇場を上から眺めるという、これまでにないロケーション。また、このエリアは京都のファッション、カルチャーの発信地でもあり、河原町通、四条通近辺には多くの店舗が軒を連ねる。

9階からの眺望は、視界をさえぎる高いビルもなく、京都の夏の風物詩である大文字焼きや、京都タワーまで、京都の温故知新を見渡す事のできる。

コンセプトは…〝読書をしてたらいつの間にか寝てしまった〟

ふかふかなマットレスも無ければ、低反発の枕も無ければ、軽く暖かな羽毛の布団も無い。
最高な環境での良い寝心地は、ここにはありません。
あるのは、読書をしてたら(マンガでも良いですよ)いつの間にか夜中2時になってて、
もうあとちょっとだけってまぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、
いつの間にか寝てしまった。
そんな、誰もが一度は経験した事があるであろう最高に幸せな「寝る瞬間」の体験です。
だから、コンセプトは泊まれる本屋。
(あ、本は売らないです。言うなればってやつです。)

「映画を観てたら寝ちゃった」とか「友達とLINEしてたら寝ちゃった」とか、
とにかく「好きなことをしてたら、うっかり寝ちゃった」って
最高の「寝る瞬間」の体験じゃないですか?

そんな「寝る瞬間」に至福の体験を用意してくれるホステルを、
本をテーマに自分たちで作る事にしました。

オリジナルパジャマで読書タイム

また、東京でも好評を博したパジャマブランド「NOWHAW(ノウハウ)」デザインによるオリジナルパジャマを、京都店用に新たに開発。宿泊者向けレンタルを、毎月8のつく日(8日・18日・28日)をパジャマの日と題し、数量限定にて実施している。

ちなみに、2015年11月に池袋にオープンした「BOOK AND BED TOKYO」は、「CNN」「The Huffington Post」「The Guardian」「The Independent」にも取り上げられるなど、世界的にも注目が集まる話題のホステル。セレクトショップ「1LDK」やパジャマメーカー「NOWHAW」、「トラベラーズファクトリー」などとのコラボレーションなどでも話題だ。

最後に、どんな利用者が多いのか?

年齢では20代〜30代が85%、40代以降が15%。男女別だと、男性30%、女性70%となる。利用目的別だと、国内旅行客33%、国内出張客4%、海外旅行客33%、都内近郊客29%となっている。お泊まり会やサードプレイス的利用も多く、都内近郊の方の利用が3分の1近くを占めるのが特徴的だ。
(※数値は2016年11月現在の情報となる)

また、インバウンドのお客様も多く、スタッフと一緒に京都の街にくり出し、食事へ行くこともあるという。

本の楽園、「BOOK AND BED TOKYO 京都店」。京都へ観光の際は、宿泊代をリーズナブルに抑えたい方や、本が好きな方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

(HOTELIER編集部)


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