着物の世界を起点に地域の魅⼒を伝える “きものリトリートホテル” 2021年春開業
株式会社ukitam(本社:⼭形県⽩鷹町 代表取締役:冨⽥浩志)は、2021年春に⼭形県⽩鷹町の歴史ある旧奥⼭邸をリノベーションし、着物の世界を起点に地域の魅⼒を伝える“きものリトリートホテル”をテーマとする宿泊施設の開業を予定している。
旧奥⼭邸は⽶沢藩を救った上杉鷹⼭と所縁のある建物であり、そこには歴史と物語が今でも紡がれている。その貴重な建物を創業400年の呉服店 株式会社とみひろ(本社:⼭形県⼭形市 代表取締役:冨⽥浩志)が引き継ぎ、各分野のプロフェッショナルとチームを構成し事業化、そして開発主体となる株式会社ukitamを新規設⽴し開業に向け準備を進めているようだ。
◆“テーマは “きものリトリートホテル” 着物の世界を起点に地域の魅⼒を発信◆
「養蚕や着物への所縁と⽇本⽂化の伝承」と奥⼭家と、とみひろの起源など「からだを守る」という、2つの起源を組み合わせ、着物の世界から地域・⽇本⽂化や⾝体を考える、リトリート(⽇常を離れ⾃分に向き合う休息)施設を⽬指す。
着物ショップでの着付体験や着物に囲まれた寝室で⼀息など、着物の歴史⽂化を肌で感じることができる空間を感じさせる。
◆“地域の⽂化・⽣業” 体験プログラムの提供 ⽂化と歴史を発信する拠点となり地域活性化を⽬指す◆
当施設の利⽤客が着物⽂化・⽩鷹町の⽂化・当地の⽣活⽂化などを体験できるプログラムを展開し、地域の農家や商店、事業者等と連携を図りながら、伝統⼯芸の体験から、⽥植えや稲刈り、雪かきなどの“暮らし”体験まで、⽩鷹ならではの貴重な体験の場を創出するとともに、⽩鷹から置賜地域、そして⼭形の地域活性を⽬指す。
昨年から⽩鷹町と共に『⽩鷹町広域まちづくり協議会』を組成し、⽩鷹町の観光資源の発掘やブランディング⼿法の検証に取り組んできた。今般、⽩鷹町に観光施設開発や運営、その他観光商品の企画開発を⾏う新会社「株式会社ukitam」を、呉服屋 「とみひろ」の他、古⺠家再⽣事業のパイオニア「NOTE」と、⼭形県で300年の歴史をもつ⽼舗旅館「⾼⾒屋旅館」、新たな事業として地域創⽣事業を⼿掛ける「NECキャピタルソリューション」の4社出資のもと設⽴したとのこと。さらに地域の建築⼠やデザイナーなどの若⼿クリエイターと共にプロジェクトチームを結成し、開業に向け準備を進めている。
それぞれの専門分野の企業が一つとなり、地方創生とともに貴重な伝統を守り抜こうという想いを込めた宿泊施設。是非、立ち上げってほしい注目の施設である。
現在計画中のプログラム例
桑畑・養蚕体験、着物⼯房体験、⽥植え稲刈り体験 など
<施設概要>※2020年8⽉時点の予定
■施設名 : NIPPONIA ⽩鷹 旧奥⼭邸(仮称)
■テーマ :きものリトリートホテル
■所在地 :⼭形県⽩鷹町浅⽴183番地1
■敷 地 :総⾯積 約8,000㎡ 計8室(5棟)
■アクセス:
【⼭形駅より】⾞:約50分 ※⼭形新幹線停⾞駅
【⾚湯駅より】⾞:約30分 ※⼭形新幹線停⾞駅
【⼭形空港より】⾞:約1時間
「ホテリエ編集部」
◆プロジェクトチーム◆
〇株式会社とみひろ
〇タカミヤホテルグループ・ホールディングス
〇株式会社NOTE
〇株式会社キャピタルソリューション株式会社