StayList、民泊の一括検索サービス「StayList(ステイリスト)」をリリース
株式会社StayListは、世界中の民泊を一括で検索できるサービス「StayList(ステイリスト)」をリリースしたことを発表した。
同社は、2018年10月に創業したばかりのスタートアップ企業。シェアリングエコノミーやモバイルデバイスの普及、テクノロジーの進化により激変する旅行業界において、アジアの旅行者にとって最適な旅行プラットフォームを提供していくことを目的としている。
「StayList(ステイリスト)」は、大手民泊サイトや宿泊予約サイトに掲載されている“世界中の民泊”を一括で検索できるサービス。これにより利用者は、効率的に最適な宿泊先を見つけることが可能だ。現在、日本語に加え、英語、韓国語、中国語(繁体字)の計4言語に対応している。
民泊の浸透により、旅行における宿泊先の選択肢は大きく広がり、ユニークな宿泊体験ができるようになった一方、グローバルでは数百もの民泊サイトが生まれ、既存の宿泊予約サイトも民泊の取り扱いを始めるなど、最適な宿泊先を見つけるのは非常に煩雑な作業となっている。こうした背景から、民泊市場として先行する北米やヨーロッパでは、民泊の一括検索サービスが急成長。同社も日本発の企業として、アジアの旅行者がより効率的に最適な宿泊先を見つける手助けをしたいと考え、同サービスの提供を開始したという。
今後はさらなるユーザビリティ向上のため、対応サイト数の拡大や検索機能の拡充を行うとともに、より多くの旅行者が利用できるよう対応言語数の拡大も進めていく。中長期的には、宿泊領域にとどまらず、旅行者の旅行体験全体にサービスの幅を広げていきたいと考えている。
旅のカタチが多様化するとともに、最近ではhi JapanもOTAビジネスに新規参入するなど世界各国で宿泊予約サイトが増え続けている中、利用者は自身の旅のスタイルに最適なサービスを見つけることが難しくなっている。同社のサービスを利用することで、自分にあった宿が最短距離で見つけられ、検索のストレスも最小限に抑えられるだろう。「旅マエ」の準備の効率化が「旅ナカ」「旅アト」の満足度向上に繋がることを期待したい。
■「StayList(ステイリスト)」サービスサイトはこちら(日本語版)
【参照記事】
民泊の一括検索サービス「StayList(ステイリスト)」をリリース
(HOTELIER編集部)